小さい秋です 額井岳〜戒場山
H19年10月10日
参加 5名
まだまだ紅葉には早いけれど、ホロホロと散る落ち葉に、秋の実に、ススキに、夕日に小さい秋見つけました。
秋色とは言い難いけれど、しのび寄る秋の足音を聞いた1日でした。
額井岳山頂のツルニンジンアーチにはオドロキ〜!!!
それも見頃の花、大きな蕾、種、と全てが見られてこんなにたくさんのツルニンジンは始めてでした。
(右が蕾・中央が種・左が花)
オヤマボクチの蕾、かわいい形です。
センボンヤリの種、春に白い花を咲かせ閉鎖花は毛槍の形でこれは種です。
風に乗って飛んで行きます。ちょっとチングルマに似ていますね。
ツルアリドオシの実
戒長寺に下りてきたら彼岸花
ツズラフジの実、秋ですね。
ムカゴ
ヨウシュヤマゴボウの実
アケボノソウの花びらにはこんなにかわいい模様が。
ススキと音羽三山
コスモスと音羽三山、吉野、大峰の山並み。
秋は遠い山並みもきれいに見えてうれしいですね。
終わりを告げる紅い夕日が山に落ちて行きます。
コース概要
香酔峠〜額井岳〜戒場山〜戒長寺〜山部赤人の墓〜天満台バス停
近鉄榛原駅からバスで香酔峠へ行きレストラン前の登山口から入ります。この登山口は表示がなく非常に分かりにくいです。
何年か前に鳥見山から縦走した時もここから入ったけれど、その時はこれ程笹が無くて道が見えていましたが、今回は笹が生い茂って道を隠しうっかり見落としそうでした。
背丈以上の笹の中を10分ほど泳ぐように登り、露に濡れるわ、クモの巣はあるわで知らなかったらヒクところでした。
笹を過ぎると山道になりテープもあります。
植林の中を上り一つ峠を下って鞍部(吐山分岐鞍部)に出ます。ここで始めて【額井岳→】の標識があります。
あとは山腹を水平に巻き尾根に取り付きます。(十八神社からの道と合流)
合流地点から15分ほどで山頂です。
戒場山へはしばらく急な下りです。(ロープあり)
紅葉の気配は殆どありませんが、色とりどり大小のキノコ、栗、小さな木の実などに季節が確実に変わったことを感じます。
戒場山から戒長寺に下り、ススキ、コスモス咲く東海自然歩道をのんびり歩いて里の秋を満喫、山部赤人の墓(あずまや有り)で2度目のコーヒタイムにして天満台バス停に下ります。