三輪山(467m)〜山辺の道
H19年1月10日
参加 4名
ボランティアで知り合った山好きの数名と、お正月3ヶ日の食べ過ぎ、飲み過ぎを少しでも解消すべく初詣と初登山に三輪山〜山辺の道を歩きます。(私は初登山ではないのですが)
こんな理由で初詣は不埒ですね m(_ _)m
3連休の大荒れから今日は穏やかな冬日和、三輪駅から大勢のハイカーが地図を片手に出発します。
拝殿にある大きな亥の絵馬です。
大美和の杜・展望台からは大和三山、見慣れた二上山から葛城山、金剛山(←我家から見えるので毎日眺めている)信貴・生駒山、大鳥居がここからもかなり大きくみえます。
くすり道には46種の薬草木が植えられているそうです。
くすり道を通り狭井神社は薬の神様、病気平癒の神様が祀られています。
ご神体の三輪山へはこの神社横から入山します。
住所、氏名を届け入山料(¥300)が必要です。
撮影禁止、飲食、火気厳禁、3時間以上の入山禁止等の注意が書かれています。山内の一木一草にも全て神宿るとされています。
山頂には祠が祀られさらにその奥には奥津磐座といわれる巨岩郡があります。神様が降臨する神聖なところだそうで、やはりそこはかとなく厳かな空気です。
飲食禁止ですからちょっと空腹で、三輪と言えばやっぱりお素麺です。古い民家をそのまま残した風情あるお店で煮麺を頂き暖かくなりました。
お腹もいっぱいになったし山辺の道を歩きます。
鳥居の向こうは二上山。
蝋梅が満開でした。ブルーの空に光る黄色がとてもきれいでした。
信貴・生駒・金剛の山並みを遠景に、杉木立やみかん畑、古墳とのどかな里山がずっと続きます。
無人の販売所で野菜や果物を次々に買ってしまってザックが重くなった人もいました。山辺の道を行く時は大きなザックと100円硬貨がたくさん要りま〜す(^_‐)
寒アヤメが木かげでひっそり咲いていました。
柳本に近い所に民家をそのまま利用した喫茶がありました。三輪山を望みお庭もよく手入れされています。
趣向を凝らしたコーヒーは定年退職したご主人が考案されたそうです。
茶せんはスプーン代わりに使います。
二上山に落ちる紅色の夕陽とその残照がいつまでも山を染めて、穏やかで清清しい初詣になりました。