後古光山(892m)古光山(953m)南峯(960m)
H19年3月31日
山上アスレチックと聞いて一度は行かなければと、年に2回の夢山行はこの山に決める。
国見山からも大洞山からも曽爾からも、その堂々とした山容は何度も目にしているのに機を逃していた。
年に2回、仕事場の山好き仲間と行く山は経験のある山を案内して来たが、今回は初めての山なので駐車場と登山口を確認するつもりで出かける。
ところが、それだけではすまないのが今日の空、ほんのり緑が香る風。
駐車スペースは登山口近くに確認(長尾峠)するが、植林の中に長く続く階段は誘うように暖かい木漏れ日が降り注いでいる。
この階段を上れば曽爾の山が展望出来るかな?
一登りすると倶留尊山は手が届きそうに近く、先日登った大洞山が堂々と大きく、その奥には秀麗の尼ヶ辻が鎮座している。
でももっと上から見たいなぁ〜。
(倶留尊山と右に尼ヶ岳、大洞山)
結局最初から登るつもりが見え見え、ザックには行動食、水、コンロも入っている。
もちろん地図もコンパスも v(*_*)v
ロープや鎖のある階段を上り詰めると後古光山、山頂は狭いが曽爾高原、曽爾の山一望だ。
いったん下り、この辺りがアスレチックと言われるところか、ロープが何本も、何ヶ所も張り巡らされ、下手をすると違うロープに足を引っ掛けそうになる。
ガレた岩場、急斜面で落石に注意して下る。
(山上アスレチック?)
フカタワまで下ると←これより先急斜面注意→の標識がありその急斜面を登る、こちらもロープはたくさんある。
この上りで見つけた白いショウジョウバカマ、岩場の急斜面で落ちそうになりながらカメラに収める。小さいけれどたくさん咲いていた。
イワカガミの赤い葉がたくさん見られその頃にはピンクの花盛りになるのだろう。
古光山到着、ここまで来たら最高峰南峰まで行かねば!
(住塚山・国見山)
尾根伝いに行くと南峰手前に360度大展望の岩峰がある。心地よい風にしばらく吹かれて動きたくない気分になる。
グルっと山に囲まれて、本日最高に気分の良い岩峰だった。
もう一足のばして南峰へ、ここも先程の岩峰と同じく大展望の最高峰(960m)。でも狭い。
岩、ヤセ尾根、展望と、もう一度山上アスレチックを楽しんで帰ることにする。
ついつい、春風に誘われてしまった1日、風になって、風に乗って、こんな日もたまにはいいなぁ〜。
コースタイム
長尾峠登山口 11:30→後古光山 12:05〜13:15→フカタワ 12:15→古光山 12:35→南峰 12:47→長尾峠登山口 14:30