ニセコ連峰
チセヌプリ(1134.2m)ニトヌプリ
(1080m)
ニセコアンヌプリ(1308.1m)イワオヌプリ(1116m)

H24年9月30日〜10月2日(4名)
ニセコ連峰は北海道西部にある東西に長い火山群(約25km)で1000m級の山々が連なり、スキー、登山、トレッキング、湖沼探勝などアウトドアスポーツのメッカ、それに、30ヶ所もある温泉と魅力いっぱいです。
今回は上記の4山です。広葉樹が多く見事な紅葉、黄葉が見られ、山頂、高層湿原は高山植物の宝庫と言われていますが今回はちょうどその狭間になりました。
紅葉には早く青々としたニセコでしたが、お天気もそこそこで予定通りの静かな山歩きが出来、雄大なニセコ連峰を歩き、羊蹄山を望み、麓のニセコYHでは(3連泊)毎日とても美味しいお料理を頂き、とても楽しい山旅が出来ました。
★アイヌ語 山名について★
ヌプリがつくので多分ヌプリは「山」と想像出来るのですがちょっと調べてみました。
チセヌプリ・・・・・・・・・・・・・家の形の山
ニトヌプリ・・・・・・・・・・・・・・ニトム・ヌプリで森のある山
ニセコアンヌプリ・・・・・・・・ニセイ・コアン・ヌプリで峡谷に寄りかかる山
イワオヌプリ・・・・・・・・・・・硫黄の山
ついでに積丹はシャック・コタンで夏の村  余市は蛇のいる所 だそうです。
9月30日(神仙沼〜長沼〜チセヌプリ〜ニトヌプリ〜大沼〜神仙沼レストハウス)
神仙沼レストハウスPから遊歩道(木道)を歩き先ずは神仙沼へ、夏にはきっと花いっぱいの湿原になるさまが頭をよぎり、是非その時期にも来たいなぁ〜なんてもう考えているのです。原生林、湿原、池塘、とても神秘的です。

長沼を過ぎてシャクナゲ岳分岐からチセヌプリへのジグザグの上りが始まります。展望はとても良いのですが雲重く風もきつく山頂は寒く早々に下山します。


(チセヌプリ山頂)

ところがこの下山道なかなか〜、大小岩だらけの激下りで一気にパノラマラインの登山口へ下ります。
道路を隔ててニトヌプリの登山口があります。40分ほどで山頂です。↓(右にイワオヌプリ)

ここも寒〜い。ニトヌプリ山頂からアンヌプリとイワオヌプリ(明日行くよ〜明後日かな?)↓

下山はイワオヌプリ分岐を過ぎ硫黄鉱山跡〜大沼〜大谷地を回って神仙沼レストハウスへ帰ります。
大沼から神仙沼へ至るコースはニセコのお花畑と言われています。夏に是非再チャレンジ!
あとは五色温泉でゆったり楽しんで帰ります。
10月2日(五色温泉〜ニセコアンヌプリ(ピストン)・イワオヌプリ(ピストン)
昨日は予備日で余市観光(ニッカウィスキー工場見学)と積丹半島をドライブし、今日はニセコ連峰の最高峰アンヌプリとイワオヌプリを登って千歳空港から最終便で関空に帰ります。積丹半島の海岸に咲いていたかわいい小さなお花、たくさん咲いていました。

五色温泉登山口から、久しぶりの青空と展望です。
アンヌプリ山頂から羊蹄山が見えたり、隠れたりしていました。

下山路から眼下に白いイワオヌプリ、その奥はワイスホルンでしょうか?

イワオヌプリは小1時間程で上れるのですが、何とメチャ段差のキツイ階段が待ち受けていました。見上げてゾッとしました。
その後も岩だらけの歩きにくい急斜面、息切れしながら行くとポンと火口縁にでます。ヤレヤレ〜(*^^*)
イワオヌプリの途中から昨日行った積丹半島方面(左)イワオヌプリ山頂(右)
5日間目いっぱい歩きました。
恵庭岳・樽前山・風不死岳・チセヌプリ・ニトヌプリ・ニセコアンヌプリ・イワオヌプリ・余市・積丹半島・ずい分効率よく遊びましたね。
最終の飛行機で関空に帰ります。格安の楽しい充実の北海道山旅でした。