九重山・黒岳(高塚山 1587m 前岳 1334m)

H24年5月30日
黒岳は九重山群東部に位置する高塚山(1587m)を主峰とする天狗岩・荒神森・明神森・前岳の5つのピークの総称です。
九重山と言えば先ず硫黄の匂い、噴煙、火山灰、砂礫、そしてミヤマキリシマなどをすぐに思い浮かべますが、黒岳は全く違う様相の山で緑に覆われた九重唯一の原生林です。
原生林の中は緑のシダと苔むす岩、古木、森の香り、深山の香りに充ちてここが火山群であることを忘れてしまいます。
男池登山口〜かくし水〜ソババッケ〜風穴〜高塚山〜前岳〜白水鉱泉への縦走です。
瑞々しい緑の森から。

かくし水は冷たく森の香りがしてとても美味しいです。(私はめったに生水は飲みませんがこの水はいただきました)

風穴付近は異様に冷たい空気が漂って、暗い洞に引き込まれそうで何やら不気味な感じがします。
中にも入れるようですが、とんでもない、最も苦手とするところです。

九重山と言えばミヤマキリシマを連想しますが、原生林の中なので見られません。
うっそうとした中で鮮やかなサラサドウダンです。新緑は美しくとても安らぎますが紅色の花もやっぱりうれしいです。
高塚山山頂から天狗岩、このあたりミヤマキリシマ、イワカガミなどがたくさん咲いています。
天狗岩も魅力ですね、今夕のフェリーに乗るので時間の都合で行けませんが、netで巨岩の積重ねのような画像を見ました。
ちょっと行きたい!かなり行きたい!

前岳からの下りは一段と急勾配、岩場の歩き辛い道で一層深山幽谷の趣です。
地図上の等高線をなぎ倒すような下り…、巨岩をへつるような、すき間をぬうような、コース中唯一○危マークです。
それに深深とした冷気です。
仙人岩あたり↓ 誰かが「山姥でも出て来そう〜」  「山姥対決やなぁ〜」  ムムゥ!!(怒)

仙人岩からまだまだ激下りで白水鉱泉に下り立ちます。
山姥にも出会わず私の九重山のイメージをくつがえすこの縦走はなかなか手強く楽しいコースでした。
フェリーの時間があるので天狗岩をカットしたこと、ゆっくりカメラタイムもなく少々忙しかったのが心残りです。
参考コースタイム
男池登山口 9:15→風穴 10:45→高塚山 11:45(昼食)→前岳 13:53→白水鉱泉登山口 15:35