雪彦山(915.2m 兵庫県)

H23年11月1日
コース
キャンプ場登山口〜大天井岳〜雪彦山〜鉾立山〜ジャンクションピーク〜虹ヶ滝〜キャンプ場登山口
先週英彦山に行ったから…ではないのですが、雪彦山(せっぴこさん)に行きます。
雪彦山は10年ぶりくらいかな?私の好きな山です。前回、前々回宿泊したキャンプ場のバンガローは健在でした。(変りない、かなり古い?)

今回は昨日ススキの美しい峰山高原に宿泊しました。
砥峰高原から峰山高原散策路はススキの高原を抜けると自然林で快適でした。


(砥峰高原)


(展望岩から大天井岳)

懐かしいバンガローを見ながら一般者登山道と書かれた階段を上ります。
いきなり急登(雪彦山名物とか)そしてすぐ岩の上りになり30分ほど、一汗で展望岩に着きます。雪彦山の絶景ポイントです。

※雪彦山は洞ヶ岳、三辻山(地形図の雪彦山)、鉾立山の総称。
さらに洞ヶ岳は大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の4つに分かれている(ガイドブックによる)
さてここから岩場、鎖場が連続し、奇岩続出、好展望ありと大変面白いです。
出雲岩は上の方が大きいというオーバーハングの巨岩です。4mもオーバーハングしているそうです。
その真下で休憩して(どこに座っても岩の下になる)どこにも逃げ場ないね〜と言いながら喉を潤しています。落石注意の下で休憩しているようなものですね。

セリ岩
狭路通過です。まさか通れない人いませんよね。
岩の間から見ると〜、こんな様子です。
長い鎖の岩場、垂直に近いです。アスレチック気分、変化に富んでとても楽しいです。大天井岳手前で少し紅葉が見られました。

岩を抱えた大木、雪にも風にもめげず生き延びる生命力、迫力あります。

大天井岳(884m)は大展望です。山頂に名峰雪彦山の山名板がありましたが地形図では三角点のある915.2mが雪彦山になっています。
紅葉を期待しましたがまだ早いようです。


(大天井から展望)

大天井から少し下ると地蔵岳〜虹ヶ滝コースの分岐があり今回は地蔵岳はパスして進みます。(地蔵岳はまた岩と鎖場でよりスリリングで楽しかったのを覚えています)
分岐より少し先に新下山道が出来ているようです。(新下山道の表示あり)
緩いアップダウンの後三角点のある雪彦山です。(ガイドブックでは三辻山)4等三角点がありますが展望はありません。
鉾立山(950m)を過ぎてジャンクションピークで右に折れ杉林のガレ場から沢沿いに下ります。
途中橋が壊れているのか危険なのか通行禁止になっていて迂回路があります。ところがその迂回路、結構岩にへばりついたり、何度も渡渉地点があったり、細いロープがあったり、苔ついた岩が滑ったりで要注意でした。

沢筋から登山道にあがると、わぁッ、地蔵岳が目の前です。
ロッククライミングのメッカで日本初のロッククライミングがなされたところだそうです。そしてその中腹に赤い服で岩をよじ登る人が…殆ど垂直の岩壁です。思わず「気をつけて、無事に上って」とエールを送ります。

(虹ヶ滝・・・・・地蔵岳)
賀野神社への分岐を過ぎるとキャンプ場へはすぐです。
コースタイム
キャンプ場登山口 10:00→展望岩 10:26→出雲岩 11:06→大天井岳 11:43→雪彦山 12:30→鉾立山 13:10→ジャンクションピーク 13:25→虹ヶ滝 14:15→キャンプ場登山口 15:10