籾 糠 山(1744.3m)
岐阜県 飛騨市
天生峠(1290m)〜天生湿原(1400m)〜ミズバショウ群生地〜籾糠山(1744.3m)

H23年6月10日(4名)
ミズバショウの白いじゅうたん?★!!  一面のサンカヨウ?★!!
その様子を聞いた時からず〜っとLove!Love!昨年からず〜っと想い続けた白いじゅうたん、やっと会える〜〜〜
天生峠は岐阜県飛騨市と大野郡白川村を結ぶ国道360号線にある峠(1290m)です。
豪雪地のため国道は冬季通行止めで開通は雪の状態で年によって違うので観光課に問い合わせ又はHPで確認して開通と同時に行くのがミズバショウ白いじゅうたんのねらい目だそうです。(ここは1年の半分近く雪に閉ざされています。泉鏡花「高野聖」の舞台にもなった地)

今年は6月3日に一部が開通し飛騨側から天生峠(あもう峠)に入ることが出来ました。本当はすぐに行きたかったのですが、絶対に外せない所用があり9日奈良を出発し10日に天生峠〜天生湿原(あもう湿原)〜籾糠山が実現しました。
その空間だけが何故か全く別の空気・・・切り離され孤立した空間・・・どこにもない色・・・異次元・・・の不思議を体験しました。
前夜飛騨市河合町に宿泊して下小鳥ダム経由で天生峠まで約30分ほどです。(大駐車場、トイレ有り)
協力金¥500です。
入り口から階段を数段上るともうサンカヨウの白い花!タムシバ!オオカメノキ!カタバミ、うれしくてキョロキョロ、バタバタ、ワクワク。
何度も来ている大先輩Tさんは余裕、余裕でまだまだこれからよ〜!と落ち着いて私のように決してバタバタされません。
私はと言うといつも慌てる、はしゃぐ、ハイテンションでつまずいたり、カメラを落としたりですが今日は珍しく転んでもいません、カメラを落としてもいません。(^^ヾ 
緩い上りですが湿原まで約40分ほど、ツバメオモト、オウレン、ショウジョウバカマ、かわいい緑のハートのマイズルソウが所狭しと押し合いへし合いしています。
こんな所で時間とっていたら行き着けないよ、とTさんに置いて行かれそうです。
先ずはミズバショウ群生地。

ミズバショウが今年は少ないのか遅いのか?
白いミズバショウと黄色のリュウキンカ、白と黄色の湿原の畔をオウレン、ショウジョウバカマ、サンカヨウが彩っています。憧れの白いじゅうたんではありませんが花に埋まる湿原は素晴らしいの一言、あとはコトバを無くし深〜いため息でしょうか、

(ミズバショウ・・・ザゼンソウ)
カメラマンもあちこち、それぞれにカメラを構えておられます。空気きれい、緑きれい、大〜きく深呼吸をしたくなりました、体中の隅々まできれいな空気に充たされ動きたくありません。

(リュウキンカ・・・ヒメイチゲ)
小鳥達の声がまるで天使のささやきのような〜、感動が渦巻いて少し疲れを覚えるような〜。
目を閉じてじっとこの中にいつまでもいたいような〜、不思議な感覚に陥りました。


(サンカヨウ)

籾糠山へはブナ探勝路、カラ谷登山道、木平探勝路と3つのルートがあります。真中を通るカラ谷登山道を行きます。雪渓や流れを数回渡ります。
カラ谷登山道の中ほどにあるカツラ門
白い花と緑のシダとカツラの巨木群、とても、とても、きれい、ため息がでます。


(カツラ門)

トチ、カツラの古木は裾に白いサンカヨウ、ニリンソウの花を美しくまとい、とても幻想的、神秘的です。ザゼンソウ、キクザキイチゲもそこここに、湿原をうめる程のサンカヨウはきっと雪の下で出番をずっと待っていたのでしょう。中の蕾を守るように葉を丸めてまだ開ききらない小さな株がたくさん芽吹いています。

(キクザキイチゲ)
初めて見ました、緑のニリンソウ。他の方のブログでは何株もあると書かれていましたが、私はこの1株しか見ませんでした。

(ニリンソウ(緑)・・・キヌガサソウ)
山頂へは最後に急な上りが少々、ここでもイワナシやハウチワカエデ、ムラサキヤシオ、サラサドウダン(まだまだ蕾固し)も見られます。
山頂は狭く北アルプスの眺望ということですが遠くは霞んで、すぐ近くの猿ヶ馬場山は残雪でまだら模様でした。


(山頂 後方猿ヶ馬場山)


(ムラサキヤシオ・・・ハウチワカエデ)
帰路は木平探勝路を散策して、サンカヨウロードを歩き、もう一度湿原のミズバショウを愛で後ろ髪を強烈に引かれて、でも仕方なく帰ります。
あんなに重たげに蕾をつけていたユキザサや緑のハートに蕾を覗かせていたマイズルソウも今は真っ白い花を咲かせているのでしょうね。

(サンカヨウ・・・ツバメオモト蕾)
行きと帰りで2ルートしか歩けませんが残したブナ探勝路は秋のお楽しみとして、煌くような秋色が脳裏に浮かんだり、消えたりしています。

今日出会ったたくさんのお花達、きっと、きっと、ここで、また会えます様に〜。
コースタイム
天生峠P 8:45→天生湿原 9:20→ミズバショウ群生地 9:45→カツラ門 10:20→籾糠分岐 10:53→山頂 11:50(中休止)→天生峠P 14:25