仙千代ヶ峰(1099.7m)古ヶ丸山(1211m)
台高山系 東部

H22年8月25日・26日
仙千代ヶ峰
この夏はアルプスに行けなかったので、大杉谷宮川のほとりにあるロッジに宿泊して近畿100名山、仙千代ヶ峰と古ヶ丸山に行きます。
以前宮川村から迷岳に登った時、どっしり大きく見えた仙千代ヶ峰はいつか行きたい気になる存在でした。
奥香肌峡温泉から422号線に入り宮川ダム貯水池に沿って南に走ります。
水呑峠から登山予定でしたが(出発点の標高が高いので)途中道路崩壊のため通行止(工事中)になっており止む無く倉元橋登山口に戻ります。

倉元橋手前に(宮川ダムから行く手前)Pスペースがあり車を置いて橋を渡り30mほど進むと登山口があります。(倉元橋は古いので字が判別しにくい)
登山口は小さな標示がありますがとても見にくいです。同行のTさんが以前の記憶を辿って?振り絞って?分かりました。
最後のイワタバコが数株岩陰に小さく咲いていました。
ウォーミングアップ無しで植林の急登はかなり暑いです。さすがの暑さと虫除けのため今日は全員ウチワ持参です。
登山口は分かり辛いですが中に入ってしまうと道ははっきりしているしテープもあります。

植林の中は日差しを遮ってくれる緑がとてもありがたく心地良いです。
何もしなくても暑い、暑い、この夏、山で思いっきり汗を流す方がきっとすっきり、サッパリするでしょう〜と、かなり物好きのメンバーですね。
真夏に行く山ではないみたい〜(>_<)
でも、たまに涼しい風がそよいでくると思わず感嘆の声です。エアコン漬けの毎日に生きた空気と生きた風を感じてパワーアップです、ひと時なのですが…(- -;)


(ネット越しに山頂が見えています)

忍の一字で急登を休み休み、汗を拭き拭き稜線にでます。(倉元谷左岸尾根の頭)
ここで久豆からのルートと合流し一気に東側の展望が開けます。
稜線東側はすっかり伐採されてその中に黄色の鹿除けネットがクネクネと延々と張りめぐらされて黄色い波になっています。それがまた原色の黄色、しかも新しいようでとても目立つと言うか、少々目障り、でも幼木や森林を保護するに必要不可欠なのでしょう。
山頂までネットに沿っていきます。ここから台高山系が展望出来るはずで海までも見えるとどなたかのブログで読んだのですが、運悪く稜線にでると尾根を分けるようにガスが上がって来て片側は真白です。
迷岳も古ヶ丸山も見えるはずなのに〜東側は全くミステリーです。

山頂はその山容から大きな広い山頂と思っていましたが、予想外の細長い稜線上のピークで山名板がなければ分からないような山頂です。
じっとしているとかすかな風でもとても気持ちよく、展望がなかったのは残念ですが緑の中で心地良い時間を過ごしました。
宿泊したロッジは川に面して桟敷があり、そこでいただく鮎の塩焼と姿作りなどなかなか風情がありました。
コースタイム
倉元橋登山口 11:00→倉元谷左岸尾根の頭 13:30→山頂 14:05→倉元橋登山口 16:13 
古ヶ丸山
古ヶ丸山は犂谷公園(カラスキダニ)から尾根コースと犂谷林道を詰めてレンガ滝分岐から入るルートがあり、ロッジの方にお聞きして林道が通行可とのことなので林道終点から入ることにします。(他に江馬木屋谷林道終点からのルートもあるようです)
林道を登り詰めると行き止まりになり登山口です。2・3台のPスペースはありますが今日は軽トラが止まっていたので林道脇に駐車します。
ここも登山口が分かり辛くそのまま真っ直ぐに進み崩壊したところを過ぎて左に回り込むように登山口があります。標示はなくトレースがあるだけです。

すぐにレンガ滝分岐がありますが滝へは崩壊ヶ所があり通行禁止になっています。
登山道は表示もテープもあります。鹿除けネットもあちこちにあります。
しばらく行くと沢を一つ渡ります。冷たい水がとても心地よく手や顔を洗って一休み、きれいな水に出合うとうれしいですね。

まだまだ先は長くガレ場や伐採された明るい斜面を行き、奥芋口分岐からは一気に稜線への直登になります。
植林からシャクナゲやヒメシャラ、コウヤマキなどの自然林になり奥芋口は大きなブナが点在し、シロヤシオも多く見られ緑の木陰に心も体も和みます。
奥芋口から東へ伸びる尾根コースはシャクナゲの群生でその時期にはピンクの尾根になるそうな〜〜〜。
Tさんからシロヤシオの見事な美形の大木があるとも聞き、またまた超気になる山です。

山頂直下は露岩と木の根がらみの上りです。
今日もまた運悪く山頂あたりでガスになり、展望がありません。
東側に池木屋山を中心に台高の山並みとその奥に高見山も見えるはずなのですが残念です。
白倉山へと続く縦走路は原生林が残りアケボノツツジも多いとか、いつか行きたいなぁ〜。
今回は展望には恵まれなかったけれど、静かな台高の自然にドップリ浸ることが出来て、自然の風と緑いっぱい、秘境感に浸れる(誰にも会わなかった)山行でした。
コースタイム
レンガ滝登山口 8:20→奥芋口 10:35→山頂 11:30→登山口 13:50