佐 渡 島
ドンデン高原〜金北山(1172.1m)〜白雲台

H22年5月23日〜27日(4名)
佐渡島ではシラネアオイが路傍のスミレの如く咲いている…、…、とブログで目にした時からもうlove loveでした。
本当にそんなに咲き乱れている? そんな事ってある? もしそうだったら、うれしくてパニック状態になるのでは???と半信半疑でもありました。
高速料金¥1000の多分最終になるだろうと(なりませんでした)花の時期も考えつつ予定を組み待ち望んだ佐渡島・で・す・が・
花の佐渡島は…、…雨  雨 雨の佐渡島、涙 涙の佐渡島でした。
なんと滞在23日夕から27日まで1日として雨の落ちてこない日はなく、青い空もありません。
そして太陽を見ることも1度もなかった〜と言う涙の佐渡島でした。
ただメインだったドンデン高原〜金北山縦走は出発を早くして辛うじて雨には遭いませんでした。
念願のシラネアオイは信じられないくらい本当に路傍のスミレを見る如く咲いてシラネアオイロード!!残念なのはずっと雨だったので繊細な花ビラは雨に打たれてうなだれていました。
シラネアオイにカタクリ、もうこれだけで充分なのですが、願わくば1株でも1輪でもユキワリソウに会いたかった〜。
前置きが長くなりました。
23日奈良を出発する時から雨でしたが、まさかその雨をそのままそっくり持って行ってしまうなんて思いもしませんでした。
新潟港に車を置いてジェットフォイルで佐渡両津港に着きタクシーでドンデン山荘へ行きます。空は暗くドンデン山荘は標高890mの地点にありガスも立ち込めて視界も非常に悪く不穏な雰囲気です。

夜から本降りになった雨は翌日は強風を伴ないとても縦走など出来ません。(ちなみに大雨、強風、洪水とトリプル注意報が出ていた)同宿のツァーの方はその中を完全雨装備で散策に出かけて行きましたが全員ズブ濡れでしずくを滴らせ、寒そうに帰って来られました。

私達はやむを得ず閉じ込められ温泉に入ってビールなどいただいてウダウダしていましたが、夕方小雨になり近場の散策コースを行きます。
山荘のオーナーにシラネアオイの群生地を教えてもらいワクワク、ドキドキで出かけます。
山荘から1歩出ると花街道の始まりです。
そこここにカタクリが…ヒトリシズカが…、チゴユリが…、エンレイソウが…、土が肥沃なのでしょうか、どの花も非常に大きく、緑濃く鮮やか、それでいて大群生なのです。

カタクリの多いこと多いこと。ずっと、ずっと、ずぅ〜っとカタクリ、カタクリ、で表現は悪いですがまるで雑草並み、全山埋め尽くすと言っても過言ではありません。
分布が広いので蕾もありますがもう実になってしまったところも多く、日差しがなく寒かったので開花しているのは少なかったです。

ついに対面しました!シラネアオイ群生地!!!シラネアオイの花園、夢の花園です。
うすい花びらに雨のしずくが重たげです。ずっと、ずっとシラネアオイなのです!!!
こんなに大きいザゼンソウも初めてです。非常にエネルギッシュでした。
ドンデン池から尻立山に登ると佐渡島の全貌と金北山への縦走路が間近に見えます。明日行けるかなぁ〜

翌日の予報は曇り夕方から雨ということで早い出発にします。山荘を出る時は小雨とガスで視界も悪く、いやな雰囲気ですが何とか夕方まで雨は落ちて来ないで〜と天に願いをかけて出かけます。
カタクリは実になっているのもありますが、その多さはさすがで全山カタクリ、奥の奥まで、斜面いっぱい、何と表現すれば良いのでしょうか。
見渡す限りのカタクリ、カタクリオンパレード!  
佐渡のカタクリは葉っぱが大きく丸みがあり、葉に斑点がなく全く緑色で花も大きいです。(普通に見るカタクリの葉って斑点がありますよね)
マトネまでは樹林の中で展望はありませんが、足元はお花畑です。次から次に色とりどりに、どの花もどの花も愛らしいです。
カタクリ、ユキザサ、ホウチャクソウ、サンカヨウ、イチリンソウ、ニリンソウ、イワカガミ、ミズバショウ、タケシマラン…  
ここからは快適尾根歩きです。
緩いアップダウンはいくつもありますが東に両津湾、西に外海府の海を見て、この展望と花は尾根歩きの醍醐味です。
ユニークな姿の古木にも出合います。

キクザキイチゲ、シラネアオイの群生地、ズダヤクシュ、どれもお花が大きくて、色鮮やかで生き生きしています。

(キクザキイチゲ ズダヤクシュ)
コゴミもたくさんありました。クルクルとカワイイ〜美味しそう〜。
山荘の食事によく出ました。

展望の良い天狗の休場で大休止。
あやめ池はきっとアヤメがたくさん咲くのでしょう、ここから金北山への最後の上りになり雪渓もありました。
たくさんの花に出合ってもう充分なのですが心残りはユキワリソウ、もう遅いのは承知でしたが、ひょっとして雪渓あたりでユキワリソウが残っているかも、と期待していましたがやっぱり出合えませんでした。

(ミネザクラ タムシバ)
金北山山頂は佐渡島最高峰で金北山神社とレーダードームがあり、いわゆる山頂→ピークと言う雰囲気ではなくちょっと味気ないです。この後はもっと味気ない自衛隊管理道路を黙々と白雲台へ下ります。でも道の両側にはツツジが咲きカタクリやシラネアオイがまだ咲いていて和ませてくれます。
予報通り雨が落ちて来ましたが予約しておいたタクシーでドンデン山荘に帰ります。
コースタイム
ドンデン山荘 7:15→アオネバ十字路 7:50→マトネ 8:42→真砂の峰 10:10→天狗の休場 11:10(昼食)→あやめ池 12:25→金北山 13:02→白雲台 14:20
今回4泊5日の山旅はドンデン山荘で3連泊し、1日目トリプル注意報で小雨になった夕方からシラネアオイ群生地〜ドンデン池〜尻立山を散策、2日目金北山縦走、3日目島内観光(両津泊)、4日目新潟に戻り角田山へ行く予定も雨で行けずそのまま奈良へ帰る、と言う終始雨の山旅でした。 (涙…)
次回は佐渡島の青い空の下、日差しをいっぱい受けて咲くユキワリソウに是非会いたいものです。