山上ヶ岳(1719m)
(レンゲ辻〜山上ヶ岳〜西の覗岩〜洞辻茶屋〜大峰大橋)
H21年1月4日(6名)

今年も初山行は山上ヶ岳と決めていた。
納山の明神〜桧塚は雪にはならなかったが初山は雪満載、天川あたりからもう道は真っ白のツンツルでテカテカ、大峰大橋からは樹氷に輝く山上ヶ岳が天空を指しているのが見える。
出発〜〜!エイ エイ オゥー! 装備をつけ気合を入れる。
レンゲ坂は積雪30cくらいで薄い樹氷に覆われている。白い森が頭上を覆って今年初とあって新鮮な面持ちで見上げる。
あの白い森に入って行く〜と思うとワクワク心踊りがする。

樹氷の上は青空が見えてきた。雪の背景は青い空が一番美しい。

右斜面はかなり切れ落ちているがキレットも何のその、と言いつつもかなり滑る。トレースがあるような、無いような、今日のトレースでは無さそうだ。
クサリが雪ついてしまっているところもあったので慎重に進む。

どんどん雪が深くなり、期待以上の雪にうれしいことこの上なしだ。
見上げると周囲の山が陽を受けて輝いている。昨年もここであまりの美しさに感嘆の声が響いたのを思い出す。

谷を離れて急坂になる。ここが正念場、トレースがなく少し右によってしまったので修正する。

レンゲ辻からは樹氷を額縁にした展望が実に素晴らしい。


(樹氷の額縁に大天井ヶ岳・・・レンゲ辻から大普賢岳)

尾根に出ると途端に風が冷たい。階段や鎖のヶ所が多くなり凍っている階段もあった。


(弥山方面)

バキバキの雪はうれしい、20cはあるかと思われるエビの尻尾も巨大モンスターも雪の芸術、雪の化身、雪ならではの風物詩、これに出合いたくて来たのだから天上の神様から最高のプレゼントだった。 

お花畑も白い平原になっている。少し雲が出て先ほどの瑞々しい青空がなくなり霧が漂いはじめる。
それがまた一層の幻想をかもし出す。雪の背景は青い空と先に書いたが、この霧の幻想も何とも素晴らしい。
先行のメンバーが霧に消えて行くのが現実とは思えない。
この映像がそのまま私のカメラにはおさまらないだろうけど…何度もシャッターを切る。

本堂の庇を借りて昼食にする。さすがに殆どのメンバーがカップ麺や保温弁当、横にいたK・Uさんは暖かい湯気の上がるご飯を美味しそうに食べている。
昨年はここでガスコンロが点火し辛かったので今日はテルモスにお湯を入れてきた。熱い麺や熱いお茶に限る。
レンゲ辻をピストンする積りだったが、今日の雪では下りがかなり厳しいので洞辻茶屋経由で下ることにする。
こちらのコースは距離は長いが安全、楽ちんコースなので童心に還ってそり遊びなどする。
Y・Sさんが赤い子供用(ひょっとしたら孫?)のソリを持って来て大はしゃぎ、Yさんも借りて雪遊びをしている。
西の覗きによってみるが霧に閉ざされて何も見えない。
山頂がきれいに見えたので大急ぎでカメラを出したのにもう霧に隠れてしまってこの程度になってしまった。残念。

来年も初山行はここがいいな〜と誰かの声が聞こえて来た。
雪の山上ヶ岳で幸先の良い初山行が出来たことに感謝して、幻想の大峰の雪に後ろ髪引かれつつ帰る。
コースタイム
レンゲ辻登山口 9:28→レンゲ辻 11:20→お花畑 12:10→本堂 12:20〜12:55→大峰清浄大橋 14:57