雨 飾 山(1963m)
H21年8月7日(3名)
「あまかざり」  とても美しい響きの山名です。それに麓には小谷温泉、雨飾温泉があり温泉付き山行、山頂お花畑と人気の条件が揃っています。
8年ほど前に一度上りましたが、その時出合ったお花畑はまだあまり山を知らない時期で私の中ではかなり強烈な印象でした。
パンフレットには百度登っても飽きない百名山!と謳っていますが、百度はともかく名に違わず花咲き乱れる笹平から山頂のお花畑は見事で美しい山です。
信越地方も梅雨が明けたはずなのにやはり曇りベースで今日は午後雨予報なので早い出発をします。
雨飾高原キャンプ場(P、トイレ有り)から入ります。しばらくは湿地の水平道で木道が敷かれています。巨大ミズバショウがあちこちに。どうもこの時期の巨大ミズバショウと春先の花とのギャップが大き過ぎて結びつかないです。別物かと思ってしまいます。


(ブナ平)

ブナ平はブナの巨木が多く、どことなく厳かな雰囲気でした。少しガスってきたせいかも〜。
荒菅沢へ下る手前で急に大粒の雨が落ちて来て止む無く雨具を着ます。以後降ったり止んだり、ガスで展望がなくて残念です。
荒菅沢から雨飾山の眺めが良いらしいです…が(- -;)
早朝出発なら朝食に丁度良いところです。上部には少し雪渓が残って手が切れそうに冷たい水でした。

(荒菅沢)
沢を渡り本格的な上りになると岩場、ハシゴも出て来ます。落石にも要注意です。
ガスの中ひときわ鮮やかな黄色はキンレイカ、濃い紫のウツボグサ、ギボウシもジャコウソウも水をいっぱい含んで重たげです


(ジャコウソウ)

笹平は緩やかな笹原が広がるお花畑、私の記憶にあるお花畑、展望の良いお花畑、クガイソウやマツムシソウ、フウロ、ダイモンジソウ、びっくりするほど多いのがハクサンシャジンです。
ここから荒菅沢の展望が良いそうですが、見えませ〜ん、何も。
(ハクサンシャジン)
ミシマサイコでしょうか?まるで水中花になっている〜。

大きな花火のようなシシウド。

笹平から少し下った鞍部に雨飾温泉への分岐があり、もう一度上り返して山頂直下はまた急登ですが、たくさんのお花が岩かげから応援してくれます。
視界がよければ笹平のお花畑を見下ろしながらになるのでしょうね。
振り返っても、振り返っても、見えないのですが、頭の中で百花繚乱のさまを思い描いています。 (;´ `) 
山頂は双耳峰になって北峰に三角点、南峰には4体の石仏と祠があります。

下りも雨が降ったり止んだりでしたが、幸い大雨にはあわず下山出来ました。
宿舎に帰って一息つくかつかない内に本降りになりそれからは夜まで激しく降り続き、早い出発が正解でした。
私達はすぐ温泉に入り雨音を聞きながらプシュッ、プハー!!!です。
コースタイム
雨飾高原キャンプ場登山口(5:26)→ブナ平 6:27→笹平 8:45→山頂 9:25→荒菅沢 11:35→高原キャンプ場登山口 13:12
8日 鎌池

今日はもう帰るのですが、朝の内に鎌池を散策します。標高1190mに位置し深いブナ林を擁する鎌池は四季折々を湖面に映し絶好のビューポイントがいくつもあるようです。鏡のような湖面は限りなく「静」を映していました。