大峰奥駈道(最南部)
玉置山(1076m)〜大森山(1078m)〜五大尊岳(825m)〜大黒天神岳(574m)〜熊野本宮

H19年 3月17日〜18日
参加         13名

奥駈最終章は玉置山〜熊野本宮です。
玉置山以南、大森山を過ぎるとどんどん標高は下がりこれは楽々コースとタカを食っていましたが、そこは奥駈、高度を下げても、どのピークも全て踏むのは同じで何度アップダウンをくりかえしたことか…

大先輩曰く「最後の七越峰はしつこかったなぁ〜」
全く同感!本当にしつこかったです。越えても、越えても次がある〜(`へ´) だって七峰ですから〜?!
17日 21世紀の森植物公園〜玉置山〜玉置辻
橿原神宮前駅からマイクロバスで出発します。
十津川村、21世紀の森植物公園から入ります。3月に入ってから寒くなり山の上には白いものが残っていますが、季節は確実に進んで、つつじや山桜、サンシュウなどが優しい色の花をつけています。

花折峠では雪が残っていましたがキラキラの木漏れ日が少し暖かさを運んでくれます。
玉置山展望台では広大な大峰奥駈の山々、熊野の山々がズラ〜リの大展望です。(熊野三千峰というらしい、な〜るほど納得、すごい山並み)
春の山は輪郭がもやってフワリと柔らかく大きく見えます。まさに山笑うです。

大きな傘捨山、特徴ある地蔵岳です。地蔵岳はどちらから行っても(北からも南からも)ヤセ尾根や岩稜で楽しく、印象に残る山でした。釈迦ヶ岳以南では槍、地蔵辺りが岩場、危マークです。

玉置山からも絶好の展望、運がよければ熊野灘まで見えるそうです。


(玉置神社の彫刻)

山頂から30分ほど下り、玉置辻(本宮辻)で今日の行程は終わりバスが待っていてくれます。玉置辻付近で咲いていたバイカオーレン、とってもかわいい花で「森の妖精」と呼ばれています。大きな杉の下に咲く小さな小さな妖精たちです。

今夜は川湯温泉泊です。
コースタイム
森林公園 11:20→奥駈道に出合う 11:50→花折峠 13:25→玉置山 14:33→玉置辻 15:35
18日 玉置辻〜大森山〜五大尊岳〜大黒天神岳〜七越峰〜熊野本宮
玉置辻から大森山までは植林の歩きです。所々に雪が残り風も猛烈に唸って寒いです。標高から言うと大森山までが上りで後は下るのですが、なかなか数字だけでは計れないのが大峰奥駈、修験道といわれる所以です。


(大平多山分岐)

大森山手前に1ヶ所ガレがあり、真下の上地の集落までドーーーンとすさまじく落ちています。その分展望は良いのですが、高所恐怖症の人は背中がムズムズするそうですね。(分からな〜い)
大森山の三角点はもう少し先の大水の森にあり、ここから急下りが始まります。(前回はここまで来ました)

五大尊岳へはシャクナゲ群生の尾根です。岩尾根にはシャクナゲが多いですね。蕾が少なかったです。
五大尊岳は狭いピークですが2ヶ所に山名板が(その間20分ほど)あってどちらがそうなのか分かりませんが、いずれにしても間違いなく踏んで来ました。このあたり展望が開けると大きな熊野川が見えてそろそろゴール近しです。

大黒天神岳まではゆるい上り、そしてこれが最後の上りとばかり思っていたのに〜…まだまだ、あるある〜
おまけにこの下りは思いもよらない激下り。あぁ〜ァ…

吹越峠を過ぎた展望台から。
熊野本宮の真上にあり、熊野川を挟んで本宮の森、大きな鳥居、そして山並みの美しいこと、清清しいこと。

南下するにつれて山桜やつつじがどんどん開花して七越峰公園の山桜はほぼ見頃です。
朝の強風は?雪は?同じ1日とは思えないウソのように暖かく、北国と南国ほどの差には驚きです。時間差もありますが。
大先輩に「しつこかった〜」と言わせた七越峰をやり過ごし備崎橋のたもとに下り立ちます。
熊野本宮にお参りして奥駈道を無事踏破出来たことを感謝して、the end!

コースタイム
玉置辻 8:10→大森山 9:20→五大尊岳 10:45→大黒天神岳 12:43→山在峠 13:50→七越峰公園 15:25→備崎橋 16:10

 

吉野山から熊野本宮にいたる全長170km、75ヶ所の靡き(行場)を持つ奥駈に概ね足跡を残しました。
アクセスが楽という事情もありますが大普賢岳〜行者還岳〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳がルートにも変化がありハイライトでしょうか、釈迦以南の急峻ではないけれどいくつもいくつもピークを踏み、手付かずの原始の色濃く残る深く静かな奥駈南部も趣深いものがありました。

この縦走で出会った全てに感謝して最終章を終わります。  合掌。