昭和公園
新聞の折り込み広告で、近所のギャラリーが絵を募集していた。応募期間が短かったので、2月のまだ肌寒いある日曜日に、近くの公園を1時間ほどで即興的に描いた。本当はもっと筆を加えたかったが、年度末で仕事に忙殺されていて、そのまま応募した。
そんな作品だったので、入選など期待していなかったが、優秀賞をいただいた。
拙いスケッチだったのに、審査員の先生からお褒めの言葉とアドバイスをいただき、うれしかった。
私の作品は「やさしい」とか「おだやか」とかいう言葉をよくいただく。良く言えばそうなのかもしれないが、悪く言えば「優柔不断でとらえどころのないぼんやりした私の性格」が作品に表れているのかもしれない。
ともあれ、知らない人からも認められるというのは気持ちの良いものである。次の創作意欲につなげたい。