洞川温泉郷

 8月初旬の週末は、有志の図工美術の教員たちが洞川に集合し、美術教育について熱く語り合ったり、スケッチをしたり、稲村ヶ岳に登ったりするのが恒例行事となっている。
 今年は昨年できなかったスケッチに挑戦しようと、朝5時に起きて、宿近くの風景を描いた。しかし、6時を過ぎた頃から急に朝日がまぶしくなり、それまで見せていた風景は全く別の表情となったので、やむなく筆を置いた。
 帰宅して、中途半端に描かれたスケッチを見て、もう少し筆を加えたくなり、数日後、まだ暗いうちに1時間余り車を飛ばして再度スケッチに出かけた。現地で1時間半ほどスケッチしたあと、すぐとんぼ返りして出勤。美術部を指導しながら何とか仕上げた。
 午後からは出張があり、ハードであったが充実感ある一日だった。