「婚活 〜恋愛ビジネス〜」コラム
「婚活」とは結婚活動のこと。いまや日本では結婚のための活動(行動)をしないと結婚できない時代になっている?
 
コラム(1)

太平洋戦争が終了して現在に至るまで様々な変化がありました。

ライフスタイル(人生設計)から見た変化の激しいものは
高学歴化、女性の社会進出という二点ではないでしょうか。

日本社会が豊かになって高校より上の学校に行く人の
方が多くなって何年経つでしょう。
これは男女とも同じ現象で、女性が大学に行くことなんて
珍しくもありません。

多分、30年ほど前は
・・・良家のお嬢さんは短大で家政を学んで花嫁修業・・・
そんな事を言ってた気がしますがどうでしょう。
まあ、花嫁修業という言葉は男性に取って
(少なくとも私は)ワクワクしますね。

花嫁修業、いや花嫁(はなよめ)と言う言葉自体が
風化しつつあるのでしょうか。

昨今の流行キーワードとして婚活(こんかつ・・・結婚をする為の活動)が
横綱の一角を占めるのはご周知の事。

(結婚に限らずですが)”価値観の多様化”が結婚についての考え方が
変化したと世間一般ではよく言われます。

どう変化したかと言えば”結婚適齢期”という言葉です。
女性は20代後半〜30代前半に結婚する
カップルは多数派とは思います。

が、40代の初婚同士のカップル、10代の若年カップル
数回も結婚を繰り返す人、テレビでも(新婚さんいらっしゃい等)
でも周辺でも何ら珍しい事ではないように思えて来ました。

前述した戦後の高学歴化、女性の社会進出の影響かどうか
見合い結婚の比率が下がり、恋愛結婚が多くなりました。

”お見合い”が社会の基幹システムとして機能している時代は
”結婚適齢期”があったのです。
例えば、女性には成人したら直ぐに見合いを勧めるみたいな風潮。

所が、”お見合い”をさせる人、する人が段々と減ってきました。
一つはご近所関係や親戚のネットワークが激変した事が大きいと思います。
日頃から口も聞いた事のない隣の兄(アン)ちゃんに
結婚なんか勧められないと言った感じ。

後、”お見合い”はダサイ、恥ずかしい。
結婚相手ぐらい自分で見つけるといった感情。
逆に恋愛結婚はカッコイイし、当たり前じゃん・・・みたいな。

が、現実にはこの恋愛結婚にしたって、学生時代のクラスメート
職場(取引先含む)、社会人スクールやサークル活動等
を除いては”お見合い”に近い恋愛が多いと思います。
喫茶店のウェイトレスやキャバクラ嬢を男性が口説くというパターンでも
女性側からすれば、職場での出会いです。

合コン、友達の紹介、上司の紹介などなど。
恋愛の最初のキッカケ作りは、お見合いに近いのです。
そうそう、友達の結婚式の2次会も出会いの場所ですね。
(ただ、見合いは最初から結婚が大前提として進めれます。)
スキー場でぶつかった縁で知り合って結婚まで至る〜映画の様な
劇的な出会いって少ないと思います。

ここで婚活(お客様側から見た場合)と
恋愛ビジネス(業者側から見た場合)が登場するのです。

この婚活(恋愛)ビジネスはインターネットの特性と
これほどマッチングしたものはありません。

仮に男子校育ちで、職場、取引業者もほぼ男性。
友人もほとんど彼女がいない状態の場合
異性と接触する機会のある情報がない。
それでも、まじめに異性と交際したい場合

従来の結婚相談所だと引っ込み思案の方はにとっては
なかなかハードルが高いものです。
少なくとも最初に電話ぐらいは入れないと行けない。

ところが、インターネットの婚活サイトだと
取りあえず、WEB上の登録で最初の一歩を踏み出すことが出来ます。

いわゆる「出会い系サイト」
(まあこれも一種の婚活に近い働きをするかも知れませんが)
では、売春買春、悪徳、詐欺、犯罪などヤバイ色が見え隠れします。

インターネットの婚活サイトによっては
無料のもの、有料のもの。
審査があるもの、ないもの。
職業を限定したもの。
パーティー、合コン、メール友から始めようと言ったもの。
面白いものでは再婚専門。

結構多いのが、外国人(主に中国人)妻と結婚のセッティング専門会社。
良し悪しは別に話がとても早い気がします。

本当にこの様なサイトは多種多様です。
ただ言える事は我も彼も多く出てきて
最後に生き残るいくつかのサイトは
成長ビジネスとして根を張ると思います。

コラム(2)
前回は、婚活専門業者以外にこの商機を捉える事が出来ないかを
出来ればお話出来たらと思います。・・・・・と書きました。

他社のとの違いを出すため専門業者も
あの手この手で奇抜なパーティー企画とか
ネット上のコミュニケーションとか考えている事でしょう。

発展型としてはアスターサービスです。
もちろん、自社でカップルを作ったら(?)、
結婚式、新居、家具、家電、新婚旅行などなど
関連ビジネスに繋がり一つ取ればやり方により何度もオイシイ仕事です。
この程度はどこでもやっている事でしょうし
また、結婚後のカウンセリングも万全!とうたうっていると思います。

が、まだまだ甘い。
結婚後、ご近所や親族との付き合い方サポート。
子作り活動(妊娠し、子供を出産するまでの)や
子育て活動(乳児保育、公園デビュー、幼稚園)サポート。
子供用品から学校案内まで続々と
芋蔓式にビジネスに繋げる気がします。
無事、子供が育って成人したら親子共々さあ婚活!

また、結婚後がうまく行かなかった場合の離婚相談は必須。
その後の再婚活(再婚活動)サポートはもちろんご用意。

実はこれは就活(就職活動)業者と似ていますね。
今や大学生の就活もインターネットを活用するのがほとんど。
例えば新卒求人サイトに登録した学生は社会人になってからも
「今の会社満足してますか?」と転職を促すメールが到着。

就職して100%満足するなんて、100%あり得ないので
「あなたの本当のやりたい事は何ですか?」
「あなたの実力はキチンと評価されていますか?」
などと来ればグットきます。

婚活専門業者以外にこの商機とは
この様な人生の節目節目にサポートをするビジネスかも知れません。

ゆりかごから棺桶まで。つまり、生まれてから死ぬまで。
生命を受けて受験、就職活動、結婚活動、結婚生活(出産、子育て)
、退職、葬式(自分の)まで。

今まで部分部分のビジネスであったものが
トータルに人生をサポートするコンサルティングが求められている
時代の到来かも知れません。

■祭 作太郎(2009.8.23)

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