ソリハシセイタカシギ(チドリ目セイタカシギ科)反嘴丈高鷸
Recurvirostra(レクルウィロストゥラ ソリハシセイタカシギ属-ラテン語でrecurvus反り返ったrostra嘴)
avocetta(アウォセッタ イタリア語でソリハシセイタカシギ-可愛い鳥)

Pied(まだらの) Avocet(セイタカシギ-可愛い鳥の意)     L43cm

ヨーロッパ・黒海沿岸から中央アジア・アフリカの一部で繁殖し、ヨーロッパ南部・アフリカ・インド西部・中国南部で越冬する。
日本では、稀な旅鳥または冬鳥として北海道・本州・九州・沖縄島・石垣島で記録がある。干潟、入り江等に渡来し、浅水中で嘴を左右に振りながら小動物を食べる。
【声】「リィッ」「ホィッ」と鳴く。

【名の由来】嘴の反った背の高いシギで“反り嘴丈高シギ(ソリハシセイタカシギ)”。

2012/05/31  愛知
雌雄同色。全体に白黒のモノトーンで、嘴が上に反り、長い足を持つ特徴的なシギ。
成鳥;顔上部から後頸、肩羽と雨覆の一部、初列風切の一部は黒く、他の部分は白い。嘴は黒くて先は上に反っており、足は長くて青灰色。♂は虹彩が赤褐色で、♀は茶褐色。
飛翔時;白色と黒色のパターンがよく目立つ。
幼鳥;頭部から上面が褐色味を帯びる。
2012/01/05  台湾    40羽ほどの群れで餌を採っていた
2012/05/31  愛知 2007/07/20  天王寺動物園   幼鳥 早くも嘴は反っている
  第1回夏羽?(翼の黒色部に褐色味がある) 飼育下での個体ですが参考に掲載