シロハラクイナ(ツル目クイナ科)白腹水鶏
Amaurornis(アマウロルニス シロハラクイナ属-ギリシャ語でamauros暗いornis鳥)
phoenicurus(ポエニクルス phoeniceus赤紫色の(尾))

White-breasted(白い胸の) Waterhen(水辺にいるメンドリに似た鳥)     L32.5cm

中国南部から東南アジア・インドに分布する。
日本では、琉球諸島に留鳥として分布。鹿児島・熊本・高知でも繁殖例がある。本州、四国、九州、小笠原諸島などで稀に記録される。川や水田に近い竹やぶ、草むら、マングローブの林下にすみ、時に餌を採りに開けた場所に出てくる。
【声】「コッコッコッ」「コロコロコロワッ」などと鳴く。

【名の由来】白い腹のクイナの意。

2009/07/03  宮古島  ♂
雌雄同色。
成鳥;頭から顔、腹にかけての白色部が目立ち、頭頂からの上面はオリーブ色味のある黒色で、光沢がある。側胸から腋は黒い。下尾筒は茶色。嘴は黄緑色で、上嘴基部は赤い。足は黄緑色。虹彩は赤褐色。
若鳥;上面が褐色味を帯び、光沢がない。嘴と足は黄色味がない。
2009/07/03  宮古島  ♀ 2009/07/03  宮古島  幼鳥