シラコバト(ハト目ハト科)白子鳩・白粉鳩
Streptopelia(ストゥレプトペリア キジバト属-ギリシャ語で首飾りのハト)
decaocto(デカオクト ギリシャ語でdeca10とocta8の意でギリシャ神話が語源-18枚の硬化で酷使され嘆き祈る女性を神様が悲しい声で鳴くハトにした)
Eurasian(ユーラシアの) Collared(首飾りの) Dove(ハト類) L32cm
レッドリスト 絶滅危惧TB類
国の天然記念物
ヨーロッパからロシア西部・中近東・インド・ネポール・中国西南部および東部に分布する。
日本では、留鳥として埼玉県越谷市を中心とする関東地方の一部に分布する。江戸時代にインドから移入されたという説が有力。平地の疎林や農耕地で生息する。
【声】「ポポーポウ」または「ククークウ」と聞こえる声で繰り返し鳴く。
【名の由来】白っぽいハトの意か。“ハト”は奈良時代からその名で知られており、その語源は「羽音のハタハタ」からきたとの説がある。
○江戸時代中期に舶来し「シラコバト」と呼ばれてきた。
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2011/04/05 大阪 関東地方の一部に留鳥として分布するシラコバトが大阪に姿を見せる |
雌雄同色。キジバトより小さくて細く、尾は長め。
成鳥;全体に淡灰褐色だが、翼はやや色が濃い。側頸から後頭に黒色の帯があり、白っぽい縁取りがある。体下面は淡色で嘴は黒く、足は赤紫色。虹彩は赤い。初列風切は黒褐色で、飛翔時は他の部分とのコントラストがある。外側尾羽先端に白斑がある。♂のほうが♀より大きくて、体色も濃い。
幼鳥;成鳥に似るが、羽縁は淡色で頸には黒帯がない。 |
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