ルリカケス(スズメ目カラス科)瑠璃懸巣
Garrulus(ガッルルス カケス属-ラテン語でgarrulus騒々しい
lidthi(リッディ オランダの動物学教授Lidth氏の)

Lidth’s(Lidth氏の) Jay(カケス;鳴声由来)     L38cm
国の天然記念物 
 
留鳥として奄美大島・加計呂麻島・請島にだけ分布繁殖している日本固有種。よく茂った常緑広葉樹林にすむ。
【声】「シャーシャー」とかすれた声で鳴く。

【名の由来】瑠璃色のカケスの意。カケスは枯れ枝で樹木に巣をかけるので、“懸巣(カケス)”。また鳴き声から名付けられたとの説もある。
リュウキュウカシトリ(琉球のカケス)・コンヨウキン(紺色の唐カケス)などと呼ばれていた。

2010/04/17  奄美大島
雌雄同色。
成鳥;
頭頂から頸、胸にかけては群青色、顔前部と喉が黒い。喉には細かい白斑がある。背から肩羽、上尾筒までと胸からの体下面は赤栗色で、胸には黒味がある。翼と尾も群青色で、風切と尾先は白い。雨覆と尾には黒い横斑がある。嘴は白っぽい象牙色で、基部は青みがある。足は黒っぽい。

幼鳥;全体に褐色味が強く、光沢はない。翼や尾先は白くない。
2010/04/17  奄美大島 2010/04/17  奄美大島