ライチョウ(キジ目キジ科)雷鳥
Lagopus(ラゴプス ライチョウ属-ラテン語でライチョウ ウサギの足に由来)
muta(ムタ 静かな)
Rock(岩の) Ptarmigan(ライチョウ) L37cm
レッドリスト 絶滅危惧TBI類
特別天然記念物
ユーラシア及び北アメリカの亜寒帯と寒帯・グリーンランド・ピレネー山脈・アルプス山脈に分布。
日本では、本州中部の南北両アルプスと新潟火打山・焼山のハイマツ帯や高山植物の草原に留鳥として生息する。冬は亜高山帯に下る。
【声】繁殖期に♂は他の♂を排除するためによく飛び「ゴォーガァーオ」と鳴いてディスプレイをする。
【名の由来】高山にすみ雷獣を食べるという言い伝えから“雷鳥(ライチョウ)”
○平安時代から「ライノトリ」として知られ、江戸時代になって「ライテウ」と呼ばれる。異名;「ダケドリ」「レイテウ」「ライケイ」
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2011/05/07 富山 冬→夏羽 ♂ 岩の上での縄張り行動 |
♂夏羽;頭頂から尾までの上面は黒褐色で、微細な黄褐色の模様がある。額と喉、腹から下尾筒と翼は白く、眼の上には赤い肉冠がある。
♀夏羽;全体が黒色、黄褐色、白色のまだら模様で、翼など他の部分は白い。眼の上にわずかに赤い部分がある。
冬羽;♀♂ともに全身が白く、尾は黒い。♂には黒い過眼線があり、眼の上は赤い。
♀♂・夏冬とも;足には指の部分まで白い羽毛があり、嘴は黒い。 |
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2011/05/07 富山 ♀ 冬→夏羽 |
2011/05/08 富山 左の♀に近づく♂ |
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2011/05/07 富山 ♀ 冬→夏羽 |
2003/08/20 長野 夏羽♀と幼鳥 |
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金沢市・野崎和夫氏撮影 |