オオジュリン(スズメ目ホオジロ科)大寿林
Emberiza(エンベリーザ ホオジロ属-古ドイツ語でホオジロ)
schoeniclus(スコエニクルス ギリシャ語でオオジュリン schoenusイグサにcoloすむものの意)
Reed(葦の) Bunting(ホオジロ類) L16cm
奈良県レッドリスト 希少種
ヨーロッパから東はレナ川上流域・アムール・カムチャッカ・サハリン・千島で繁殖し、北方のものは冬季アフリカ北部・西南アジア・中国南部などに渡る。
日本では、留鳥または漂鳥。北海道と東北地方の一部の低地の湿原、芦原で夏鳥として繁殖する。草の根元にお椀型の巣をつくる。秋冬は本州中部以南へ移動し越冬する。芦原に生息し地上で草の種子を食べたり、アシの茎に縦に止まり、茎の葉鞘をはがして昆虫をとる。
【声】ゆっくりしたテンポで少し濁り「チィ チュイチュイ チッ チュイ」などと高い声で囀る。地鳴きは「チッ」と鳴き、秋冬には「チュイーン」という声で鳴く。
【名の由来】“オオ”は大型、ジュリーンという鳴き声から“ジュリン”。
○江戸中期には「オホジュリン」の名が記されている。異名;「オオジョリン」「ダイジュリン」「ナベカブリ」「ヤチシトト」
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| 2008/06/23 北海道 ♂夏羽 |
♂夏羽;頭部、顔、喉から上胸までが黒く、外頬線と後頸から側胸を通っての体下面は白い。背や肩羽の軸斑と翼は黒褐色で、各羽のほとんどの羽縁は茶褐色。腰、上尾筒は灰褐色。尾は黒褐色で、中央尾羽の羽縁は茶褐色。外側尾羽の2枚は白い。嘴は灰褐色で、上嘴の上面が黒っぽい。嘴峰は湾曲気味。足は肉色。
♀成鳥;額から後頭と、眼先から耳羽が褐色で、眉斑と外頬線は白っぽい。顎線は黒褐色。脇に褐色の縦斑がある。上面は♂よりも淡色。
冬羽;♀成鳥に似るが、上面はやや淡色で、♂では頭部と喉の黒色部が淡くぼやけている。 |
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| 2009/03/08 兵庫 冬羽 ♂ |
2008/12/07 兵庫 冬羽 ♀ |
| 冬羽♂は頭部と喉の黒色が淡くぼやけている |
換羽により 夏→冬羽に変化する |