オグロシギ(チドリ目シギ科)尾黒鷸
Limosa(リモサ オグロシギ属-ラテン語で泥だらけ)
limosa(リモサ 泥だらけ)

Black-tailed(黒い尾の) Godwit(食料としてよいものの意)                 L38.5cm

ユーラシア大陸中部及び北部で繁殖し、アフリカ・ヨーロッパ南部・インド・東南アジア・オーストラリアで越冬。
日本では、旅鳥として全国の干潟、河口、海岸に近い水田などに渡来する。秋のほうが渡来する数は多い。群生が強い。採餌中に背の羽毛をよく立てる。
【声】「キッ、キッ」「ケッケッ」と鳴く。

【名の由来】尾が黒いシギなので“尾黒シギ(オグロシギ)”。
○奈良時代から種類を区別せずシギ類を「シギ」の名で知られていたが、江戸時代後期から区別され「オグロシギ」の名で知られている。

2008/09/14  兵庫    手前;成鳥・夏→冬羽   奥;幼羽
雌雄ほぼ同色。嘴は真っ直ぐで長く、足も長い大型のシギ。
♂夏羽;頭部から胸が赤褐色で、頭頂から後頸に黒い縦斑があり、白っぽい眉斑がある。腹からの体下面は白く、赤褐色と黒褐色の横斑がある。嘴は淡い肉色で先は黒く、足も黒い。
♀夏羽;♂に比べ体が大きく、頭部から胸にかけての赤褐色味は淡い。
飛翔時;白い翼帯と上尾筒の白色部と尾羽の黒帯がよく目立つ。
冬羽;頭部からの上面と胸が一様に灰褐色で、眉斑は不明瞭。胸から脇の横斑もなくなり、体下面は白い。
幼鳥;全体にバフ色味を帯び、白い眉斑がある。上面は淡褐色で、羽縁は白く、三列風切や雨覆の一部には黒褐色と淡橙色のもようがある。頸から胸は淡いバフ色で、体下面は白っぽい。
2008/04/06  兵庫   冬→夏羽 2014/09/26  奈良  幼羽
胸にややオレンジ色味があり、
肩羽・雨覆・三列風切に黒褐色の軸斑がある