ミゾゴイ(ペリカン目サギ科)溝五位
Gorsachius(ゴルサキウス ミゾゴイ属-ギリシャ語で夜のカラスの意)
goisagi(ゴイサギ ゴイサギ)
Japanese(日本の) Night-Heron(ゴイサギ類-夜のサギ) L49.0cm
レッドリスト 絶滅危惧種U類
奈良県RL 絶滅危惧種
日本で繁殖し、台湾・フィリピンで越冬する。
日本には夏鳥として関東以南の本州・四国・九州・伊豆諸島に渡来し、低山の森林内の湿地や小さな沢などに生息し繁殖する。九州や南西諸島では少数が越冬する。渡り途中には都市公園などでも観られることがある。
【声】繁殖期の夜間には「ボォーッ、ボォーッ」と鳴く。
【名の由来】小川にいるゴイサギに似た鳥の意。
平安時代から鋭い眼から「オズメ(勝気な女)ドリ」などと呼ばれ、鎌倉時代には「ウズメドリ」とも呼ばれ、江戸時代前期から「ミゾゴイ」の名で呼ばれる。
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2013/11/04 大阪 |
雌雄同色。
成鳥;頭から顔、後頸にかけては栗色。頭頂は濃い栗色で、藍色味がある。後頭は短い冠羽状になっている。背からの上面は暗褐色で、淡色斑が細かく密にある。喉から体下面は淡褐色で、前頸から腹にかけて数本の黒褐色の縦斑がある。翼上面は雨覆が栗褐色で、風切が黒く見え、前縁は栗色。虹彩は黄色く、眼のまわりと眼先は水色。嘴は黒く、足は青黒色。 |
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