メグロ(スズメ目メジロ科)目黒
Apalopteron(アパロプテロン メグロ属-ギリシャ語でapalo柔らかいptero羽)
familiare(ファミリアレ 家族-身近な)
Bonin(小笠原諸島の-日本語の無人から) Honeyeater(蜜を食べるもの) L14cm
レッドリスト 絶滅危惧TB類
国の特別天然記念物
日本固有種。留鳥として小笠原諸島の母島のみに分布する世界的希少種(小笠原諸島の平島・姉島に生息していた亜種は絶滅したと言われている)。常緑広葉樹林や二次林などに生息する。メジロに比べ明るいところを好まず、日中は暗い林や茂みで活動する。
【声】「チュイチュイピー チュイチョ フィー」などと囀る。地鳴きは「フィー」「チー」
【名の由来】目の周りが黒いので、“目黒(メグロ)”。
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2012/07/12 小笠原・母島 マンゴウの実を啄ばむ |
雌雄同色。メジロより大きく、尾は長め。
成鳥;顔が黄色く、額はT字形に黒い、白いアイリングは前後で途切れる。眼の周りは三角形状に黒く、眼先も暗色。頭頂は黄緑色。後頸から背、肩、羽にかけては暗緑褐色で、灰色っぽく見えることもある。喉からの体下面は黄色で、側胸から脇は緑褐色味を帯びる。翼と尾は灰黒色で、雨覆や風切の外縁、尾の外縁は黄緑色。嘴と足は黒い。 |
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2012/07/12 小笠原・母島 |
2012/07/13 小笠原・母島 |
親鳥に餌をねだる幼鳥 |
日中は暗い林の中で活動する |