クロヅル(ツル目ツル科)黒鶴
Grus(グルス ツル属-ラテン語でクロヅル)
grus(グルス ラテン語でクロヅル)
Common(普通の) Crane(ツル類-鳴声由来) L114.0cm
レッドリスト 情報不足
スカンジナビア半島からシベリアのコリマ川にかけての地域で繁殖し、南ヨーロッパ・アフリカ北部・インド北部・中国で越冬する。
日本では数少ない冬鳥として北海道から沖縄に稀に飛来し水田・湿地等にすむ。鹿児島県出水平野には毎年数羽が飛来し、ナベヅルとの交雑個体(ナベクロヅル)もも見られる。
【声】「クルルー、クルルー」と鳴く。
【名の由来】黒いつるなので“黒鶴(クロヅル)”。“ツル”の名は鳴き声から来ているという説が有力である。
○ナベヅルを「クロヅル」と呼んでいたが江戸時代になって「ナベヅル」と呼ばれるようになり、その後クロヅルが「クロヅル」と呼ばれるようになる。異名;「ウシツル」「ウスズミ」
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2009/01/26 鹿児島 |
雌雄同色。
成鳥;頭頂が赤く、額や後頭、眼先から喉、前頸が黒い。眼の後方から後頸は白く、残りの部分はやや褐色味を帯びた灰色。嘴は淡黄色で、足は黒っぽい。虹彩は黄色から橙色。
飛翔時;年齢を問わず風切は黒く、雨覆などの灰色部とのコントラストが明瞭。
幼鳥;全身が淡褐色味の強い灰色で、頭部は褐色。 |
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2009/01/26 鹿児島 |
2009/01/25 鹿児島 |