ケイマフリ(チドリ目ウミスズメ科)海鴎
Cepphus(ケップス ウミバト属-ギリシャ語で海鳥の一種)
carbo(カルボ 炭)
Spectacled(メガネをかけたような) Guillemot(ウミバト類) L37.0cm
レッドリスト 絶滅危惧種 U類
北太平洋および北大西洋の沿岸で繁殖し、その周辺の海域に生息。冬季はやや南下する。
日本では、北海道天売島・知床半島・積丹半島などの海に面した崖や島で繁殖し、東北地方北部以北では留鳥。同地方以南から本州中部以北で冬鳥として沿岸海岸から沖合に渡来する。ウミガラスと同様繁殖地で減少傾向にある。離島や岩礁の岩の隙間などに営巣し、繁殖する。潜水して魚を捕食する。
【声】「ピィーピィー」と鳴く。繁殖期に「チッチッチッ」と優しい声で鳴く。
【名の由来】 アイヌ語 kema hure(足・赤)が語源。 異名;「ウガモ」」シチリ」
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2008/06/24 北海道 夏羽 岩の上で求愛するカップル |
雌雄同色。
夏羽;全体がほとんど黒く、眼の周りと嘴基部の上下がそれぞれ白い。嘴は黒く、足は赤い。翼下面は黒い。
冬羽;喉から頬、側頸から体下面は白くなり、眼の周りの白色部も小さく、アイリング状になる。 |
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2008/06/24 北海道 夏羽 |
2013/07/22 北海道 夏羽 |