イイジマムシクイ(スズメ目ムシクイ科)飯島虫喰
Phylloscopus(ピュッロスコプス ムシクイ属-phullo葉のskopos見張り人-虫を探している様から)
ijimae(イジマエ 動物学者飯島魁氏の)
Ijima's(飯島氏の) Leaf-Warbler(ムシクイ-葉で囀る鳥) L12cm
レッドリスト 絶滅危惧U類
国の天然記念物
日本では、夏鳥として伊豆諸島とトカラ列島に渡来し、繁殖。照葉樹林や落葉広葉樹林に生息する。伊豆諸島・琉球列島では少数が越冬することがあるが、越冬地は不明(冬季にフィリピンのルソン島での採集記録がある)。
【声】「チュルチュルチュル」「チュイチュイチュイ」「ピーチョビチョビ」などと囀る。地鳴きは「フィー、フィー」。
【名の由来】動物学者-飯島魁氏のムシクイ。
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2011/06/05 東京 林内の水場に来る -小さく愛らしい印象が残るムシクイ- |
センダイムシクイに酷似するが頭央線がない。雌雄同色。
成鳥;頭部から背、肩にかけてが緑色味の強いオリーブ色。眉斑は細くて淡黄白色。過眼線は暗いオリーブ色。黄白色のアイリングが明瞭で、比較的眼が大きく見える。頬は汚白色で、喉からの体下面は白く、胸と腹の中央から下尾筒は淡黄色味を帯びる。翼と尾は黒褐色で、羽縁は上面と同色。大雨覆に淡黄白色の翼帯が1本でる。嘴は黒褐色で、下嘴は黄肉色。足は肉褐色。
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2011/06/05 東京 フィー、フィーと鳴きながら木々の枝を移動する |