エトピリカ(チドリ目ウミスズメ科)花魁烏
Fratercula(フラテルクラ ツノメドリ属-小さな兄弟) 
cirrhata(キルラータ 巻き毛を持つ)

Tufted(房を付けた) Puffin(ツノメドリ)     L39cm

千島・オホーツク海およびベーリング海の沿岸部・アリューシャン列島で繁殖。
日本では、北海道大黒島・霧多布・モユルリ島で繁殖し、冬季は本州北部以北の海上で見られるが数は少ない。
飛翔時は短い翼を小刻みに羽ばたかせて、海面上を直線的に飛ぶ。
【声】「クルルル」と鳴く。

【名の由来】アイヌ語でエトは嘴、ピリカは美しいという意。

2013/07/21    北海道   生殖羽
雌雄同色。
夏羽;眼の上から房状の黄白色の飾り羽が垂れ下がり、非常に特徴的。頭頂から背、尾までの上面と、喉からの体下面は黒く、顔には三角形の白色部がある。嘴は両側から押しつぶしたように扁平で大きく、橙赤色。基部は黄緑色を帯びる。足は橙赤色。
冬羽;顔が灰黒色になり、嘴基部が黒っぽくなる。
2013/07/21    北海道   生殖羽        2013/07/21    北海道   非生殖羽(若鳥?)