エナガ(スズメ目エナガ科)柄長
Aegithalos(アエギタロス エナガ属-ギリシャ語でカラ類 小娘)
caudatus(カウダトゥス 尾に特徴を持った)
Long-tailed(長い尾の) Tit(カラ類-小さな鳥の意) L13.5cm
ヒマラヤと中央の高地を除くユーラシアの中緯度地区に広く分布する。
日本では、留鳥または漂鳥として九州以北の丘陵や低山の林に棲む。群れを作る習性が強く、秋冬にはカラ類、メジロ、コゲラなどと混群を作っていることが多い。樹液を飲むこともある。
日本では4亜種が分布するが、北海道に分布するシマエナガA.c.japonicus以外の3亜種(亜種エナガA.c.trivirgatus-本州 、亜種チョウセンエナガA.c.magnus -対馬、亜種キュウシュウエナガA.c.kiusiuensis-四国・九州・隠岐)はほとんど羽色に差異はない。亜種シマエナガは黒い眉斑がなく、頭部全体が白い。
【声】「チーチー チリリ ジュリリ」などと細い声で複雑に囀る。地鳴きは「ツリリリ」「ジュルリリ」。
【名の由来】長い尾が柄杓(ヒシャク)の柄に似るので、“柄長(エナガ)”。
○江戸時代前期から「エナガ」の名前で知られていた。異名;「エナガドリ」「エナガヒシャク」「エビシャク」「ヲナガヒシャク」
◇馬見丘陵公園では、留鳥として周年棲息している。鳴き交わしながら木々の中を群で飛び回る姿が観察できる。5月には巣立ったばかりの幼鳥の群れを観察する。
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| 2005/12/14 馬見 |
体は丸くて小さく、尾が長い。雌雄同色。
成鳥;額から後頸が白く、眉斑は黒くて、頸、背の黒色部につながっている。背の両側と肩羽は淡いブドウ色。顔、喉からの体下面は白く、脇、腹から下尾筒にかけてが淡いブドウ色。翼と尾は黒く、次列・三列風切外縁と外側尾羽の外弁は白い。まぶたは黄色。嘴は短くて黒く、足も黒い。
幼鳥;過眼線が太く眉斑とつながり黒褐色で、それ以外の成鳥での黒色部も黒褐色。体下面のブドウ色部はない。 |
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| 2009/10/28 馬見 柿の実を啄ばむ |
2010/04/28 馬見 幼鳥 過眼線が太く尾も短い |