アマサギ(ペリカン目サギ科)亜麻鷺
Bubulcus(ブブルクス アマサギ属-ラテン語で牛に関係あるもの)
ibis(イービス ラテン語・ギリシャ語でトキ)

Cattle(牛の傍にいる) Egret(シラサギ類-学名ではアマサギ属)                 L50.5cm

アフリカ・スペイン・アジアの温帯及び熱帯・北アメリカ中部から南アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドに分布。
日本では、夏鳥として本州以南で繁殖するが、近年は北海道でも繁殖の可能性があり、年々分布を北へ広げている。九州や南西諸島では多数が越冬する。日本では水田で多く観られるが、他のシラサギの仲間に比し乾いた草地を好む。魚も獲るが、バッタやカエルを追い出して捕食することのほうが多い。雑木林などに他のサギ類と混合コロニーをつくり繁殖する。
【声】「ゴァー」「グワー」と鳴く。

【名の由来】夏羽が飴色のサギで、“飴サギ(アマサギ)”(亜麻色との説もあるが、江戸時代にはまだ亜麻色はなかった)。“サギ”は、声が「騒がしい」、あるいは白い羽の「さやけき」から転化した。
○鎌倉時代から「アマサギ」の名で知られている。異名;「アカサギ」「ウシサギ」「カササギ」「ショウジョウサギ」「ナハシロサギ」「ヒサギ」


◇馬見丘陵公園では、2012年5月に10羽ほどの群が隣接する農耕地に飛来し数日餌を採る。

2009/05/25  奈良   夏羽・婚姻色
全身が白くなるサギ類中では最小。雌雄同色。
夏羽;頭部から頚にかけてと背に橙黄色の飾り羽があり、他の部分は白色。嘴は橙黄色、眼先は青味を帯びた肉色で、足は黒い。
繁殖期;嘴の基部から半分ほどが赤い婚姻色になる。アイリングや眼先、足も赤味を帯びる。
冬羽;全体が白色で、額や頭頂に僅かに黄色味があるが、白いものもいる。(眼先-淡黄色、嘴-黄色)
幼鳥;嘴の色が淡く、頭部の黄色味もない。
2008/08/06  奈良   夏→冬羽  左3羽は若鳥? 2009/03/20   石垣島
繁殖羽の橙黄色の残り具合が様々