アホウドリ(ミズナギドリ目アホウドリ科)信天翁
Phoebastria(ポエバストゥリア アホウドリ属 phoebasアポロンの巫女のような)
albatrus(アルバトゥルス アホウドリ-白い衣服を着た)
Short-tailed(短い尾の) Albatross(アホウドリ) L100cm W240p
レッドリスト 絶滅危惧U類
国の特別天然記念物
北太平洋に広く分布するが、世界中で日本の伊豆諸島鳥島と尖閣諸島南小島のみ繁殖。繁殖期の10月〜5月は繁殖地周辺や日本の太平洋沖に生息し、それ以外の非繁殖期にはベーリング海・アリューシャン列島近海・アラスカ湾などに渡る。
【名の由来】江戸時代初期からと無人島で繁殖し人を恐れないことから「アホウドリ」と呼ばれたようだ。暴風雨の時にアホウドリが船にとまると難船が避けられると言うので船頭たちは尊称して「神の大夫・沖の尉」と呼ぶ。
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2013/05/04 三陸沖 亜成鳥 |
北半球で繁殖する海鳥類で最大。雌雄同色。
成鳥;体のほとんどが白く、頭頂から後頸にかけては黄色。風切と雨覆の一部・尾の先端などが黒く、飛翔時の上面は特徴的である。喉からの体下面も全体的に白い。嘴はピンク色で、先端が少し青味を帯び、足は青灰色。
幼鳥;全体的に黒褐色で、胸から腹は淡色。翼下面は暗色。嘴は成鳥と同じくピンク色。
成長するに従って眼のまわりや背・腹などから白色部が広がっていく。完全な成鳥羽になるまでは10年以上かかるとされ、成長の段階によって飛翔パターンは変化に富む。 |
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2012/11/24 大洗-苫小牧航路 若鳥 |
2013/05/04 三陸沖 亜成鳥 |