法隆寺5地区の鎮守社「斑鳩神社」のご神霊が神輿で、法隆寺境内の
御旅所へ渡御される古来からの儀式です。
室町時代頃から中断していましたが、明和3年(1766江戸中期)に
復活され、金堂と五重塔の間に御旅所渡御。その後、文化年間(1804〜
1818・江戸後期)に神輿迎えの太鼓台が登場します。明治元年神仏分
離令から一時期は中断しましたが、明治10年復活して、御旅所を中門・
妻室・綱封蔵東側広場へと変えつつ現在に至っています。





10月10日(宵宮)
   斑鳩神社本殿から神霊神輿が氏子たちに担がれ山を下りる。
稚児(女児)行列に繋がる神輿行列を
    
  13:30 法隆寺・東大門前で
法隆寺5地区(三町・西里・東里・五丁町・並松)の太鼓台と
提灯台(だいがく)がお迎えします。
 
14:00 神輿は太鼓台の先導で、東大門から東院前・南大門を経て
法隆寺境内の綱封蔵東側広場の「御旅所」に安置されます。
お伴した太鼓台・提灯台(だいがく)は大宝蔵殿と鏡池の
間の広場に据え置かれます。
    
(国宝の南大門を、太鼓台がギリギリいっぱいでくぐり抜けます。)
   
境内の中門・五重塔を見て、御旅所前の太鼓台の集合場所へ。)
             
    
16:00 いよいよ太鼓台の境内巡行です。
ドドドドドドドと太鼓の早打ちで担ぎ手が集まり、ドーン、ドーン
ドン、デン、ドンと太鼓の打ち出しで境内広場にでます。
  (担ぎ合い) 東大門と西大門の間の広場を2台と3台の二組にわかれて
何回か往復します。太鼓台がすれ違うとき、太鼓の音は一段
と強く、かけ声も”ヨイサ、ヨイサ”と一段と大きく、3トンの太鼓台
を上下に大きく揺すり力比べをします。
     ・・・・・・・・・・・
夕刻 境内の闇の中に御旅所の神灯が灯り、太鼓台提灯台に明か
りが入ります。
19:30 昼間と同じように
(1)2台担ぎにて巡行  (2)3台担ぎにて巡行します。
   
    夜も更けて太鼓台提灯台は各集落へ持ち帰ります。
           
  
    
担ぎ合い




  
10月11日(本祭)
午前中、太鼓台・提灯台は各集落内を巡行します。
法隆寺境内御旅所では、法隆寺と住民の安泰と五穀豊穣を
感謝し、変わらぬ豊かな暮らしを祈願して、巫女による神楽
奉納などがあります。
13:00 法隆寺5地区の太鼓台が、境内御旅所前に集合します。
13:30 太鼓台・提灯台は、宵宮と同じように、
東大門と西大門の間の広場を2台と3台の二組にわかれて
担ぎ合いをします。
15:00 神霊神輿がお旅所を発ち、往路と同じ道筋を太鼓台と提灯台
が先導し、法隆寺・東大門に連座して見送り、2日間のお祭り
が終わります。
    
     斑鳩神社の秋祭りが終わると、斑鳩の里は稲刈り本番となり、柿が色づき、
    矢田丘陵は秋の気配を漂わせます。