大和の環濠屋敷 中家住宅
        
  住   所  〒639-1064 奈良県生駒郡安堵町窪田133
  電   話  電話 0743-57-2284   FAX 0743-57-2295
  交   通  JR大和路線法隆寺駅下車 近鉄橿原線平端駅下車
 駅前から奈良交通バス「かしの木台」下車徒歩10分
 又は駅前からタクシ-をご利用ください。
  非 公 開 日  8月1日〜8月31日  12月15日〜1月15日
  公 開 時 間  午前9時〜午後5時
 尚、座敷内を見学ご希望の方は、前日までに予約してください。
施設維持管理費

 1人500円

   
  
中家住宅は大和川北岸に残る奈良県下でも典型的な環濠屋敷です。
屋敷は二重の濠に囲まれ、外濠の内側は竹藪となり、内濠は鉤手に屋敷をとりまいています。
南側の外濠は既に消滅していますが、中世土豪の平城式居館の姿をよく伝えています。
    
内濠沿いの塀の向こうに新座敷が見える
   
中家住宅は、環濠に面した表門・主屋・新座敷の他、米蔵・新蔵・乾蔵・牛小屋・持仏堂・
持仏堂庫裏など、武家造りと農家造りを兼ねた建物で、これら建物、及び、その宅地、竹藪、
溜池(濠)合わせて10,477uが、昭和43年4月以降 国指定重要文化財になっています。
  
  
  表門 内濠に万一のときには外せる板橋が架かる             主屋の正面 茅葺の大和棟が美しい 
          「切手になった中家住宅  1998年2月発行」
              
中氏は、もとは現在の三重県鈴鹿市の土豪と伝えられ、足利尊氏に従い大和に入り、
窪田の姓を名乗りこの地に居館を定めた。のち、1,391年中氏と改め、筒井一族の武士
として活躍、興福寺一条院領窪田庄名主職となり、多くの良田を有した。その後1,659年
武士から大地主となり、帰農して現在に至っている。
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◆ 奈良新聞の記事から ◆
        
(2007.10.20 奈良新聞) 歴史伝えるかまど修復-安堵・中家住宅  (2007.10.20 奈良新聞)

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30年ぶりに修理された国内最大級のかまど=19日、安堵町窪田の中家住宅
 安堵町窪田の中家住宅(重文)でこのほど、母屋にある国内最大級のかまどが30年ぶりに修理された。昭和43年に重文指定されたことに伴う解体修理以来で、同住宅を所有する中八代さんは「かまどを修理したことで、改めて火のありがたさを見直す機会になれば」と話している。

 中家住宅は、もとは三重県鈴鹿市の土豪・足立氏が足利尊氏に従って大和に入り、窪田の姓を名乗ってこの地に屋敷を構えたのが始まりで、のちに中氏と改名した。内・外の二重の環濠に囲まれた環濠屋敷で、母屋や新座敷、米蔵など多くの建物を持つ。

 かまどは十一口の炊き口を持つ国内最大級で、1659年に母屋が建てられる以前からあったとされる。当時、同住宅の近くを流れる大和川が氾濫(はんらん)したときには村人の避難場所として同住宅が使われ、かまどで炊き出しをしていた記録も残っている。

 現在は子供たちの社会見学で火を入れるなど年3回ほど使うだけだが、吹きこぼれや蒸気などでかまの周りの土がふやけ、表面に塗られた墨もはげていたため、今年5月下旬から約4カ月かけて修理、10月18日に完了、美しい姿を取り戻した。

 同住宅の見学は予約制。見学料500円。予約は同住宅、電話0743(57)2284。