稽古槍 焚き上げ供養

日時
  平成26(2014)年4月5日(土) 13:00〜

会場  奈良市柳生:鈴木誠免許農園にて

導師  沙門 良観(宗家 一箭順三)

参列  宝蔵院流槍術 伝習者

 宝蔵院流槍術では鎌槍(2.7m)、素槍(3.6m)の樫製稽古槍を使用しています。
 しかし、無節・長尺の樫材調達は容易ではありません。槍柄材として硬さとしなやかさを備えた白樫は伐採が進み、国内では既に枯渇しているものと推測されます。
 このような状況下、稽古槍は平素より大切に扱い稽古していますが、それでも年に数本は破損します。
 修復できる稽古槍は手を尽くして復元していますが、どうしても修復不可能な破損槍も生じています。
 破損槍といえども捨てるに忍びず、20余年にわたり保管してまいりましたが、この度、思い切って処分することといたしました。
 伝習者の魂が宿った大切な稽古槍ですので、礼を尽くし浄火によって槍への感謝を表する「焚き上げ供養」を挙行し、伝習者一同はさらなる稽古精進を誓いました。
 また焚き上げ後の炭・灰は、後年の「葉長樫(ハナガガシ)」植樹の際の肥料に充てて活用を図る予定です。

2014. 4. 5