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読書

「男の子とは猫に聞け」 エッセー こでまり るり著


小説「九死一生」を読んだ後 この本をみつけました。
犬型男性は、女性を自分に合わせてしつけたがる。
猫型男性は、自由にさせてくれる。
二人の 犬型男性とつきあったあと 三度目の彼は 猫好き男性。 アメリカ人です。
彼女は、ニューヨーク郊外の森の中の家に住み 大好きな猫と三人暮らし。
どんなに 猫が犬よりすぐれているか。 猫好きの私は そうそうと同感しました。
ただ 困るのは車に乗るのを嫌がるので どこかに出かける時は 猫のために 一人残らないといけないこと。 または ベビーシッターならぬ キャットシッターを頼まないといけないこと。
猫好きのかたには お勧めです。 また 男性論も面白かったです。


草原の椅子 著者 宮本 輝(みやもと てる)


50歳に近づき 人生の楽しさってなんだろう?と考えることがある。 主人公は、 バつ1の50歳の男性 娘が同居していて ひょんなことから 育児放棄され 心をとざした5歳の男の子を預かることになる。
外国への旅行もあるが ほのかな恋心も持ち 自分の好きな写真集をつくろうとする。 表紙になる写真は、手作りの椅子
友人の会社社長との会話に 同感できることがあり、 笑ってしまった。 男性と女性は、違うけれど 人間として この人なら信頼できると思える主人公でした。


猫弁と透明人間 大山じゅんこ著


一作目は、 猫弁天才百瀬太郎とやっかいな人々です。、
これは 二作目 続編です
弁護師なのに 38歳まで独身で 結婚相談書に行く男性が主人公ですが、 こころが素直で 小さい頃孤児院で育っても 母の教えを守り、 大学検定で灯台入学 弁護士になり、 最初は、大手にいたのが 猫をたくさん飼った老婦人の弁護をうけたため やめることになり独立。
なぜか 動物訴訟の弁護が多い。
そんな男性が 結婚相談書をやめてから なんと 、、、。 それが第一作目の最初でした。 ほんわかとして かたのこらない 聞きやすい文章でした。
この二作目も 心のやさしい人たちが出てきて 世話好きなななえさん。 助手ののろさん。 彼女になった あこさん。 出てくる人たちも 特徴があって、 恋愛にぶきっちょな主人公を優しく見守っています。
男性は、人柄がいい人がいいなあって思いました。

水のかたち 宮本てる著


50歳になる 主婦が主人公
子供3人とだんなとの暮らしの中 ある日 以前骨董屋だった主人があつめていたものをみせてもらい ねずみしのの茶碗をもらってしまい、 それを 親戚のおじさんに鑑定してもらうと3000万円は、するだろう。 という話から話が広がっていきます。
一緒にもらった文箱には 手紙が入っていました。
い戦争後 一年後命からがら 朝鮮半島からかえりついた家族のこと。 それが知人の恩人だったことなど多彩な内容でした。
主人っこうのこころねがいいので いいことがいろいろと 舞い込んできた。
あとがきで 文箱の中の手紙のことが事実だったことが書かれていて 戦争のことを知らない人たちのために 書き残したかったという著者の言葉に 多くの人に読んでほしいと思いました。
二度と戦争をしないでほしいと思いました。

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「旅猫レポート」 著者 有川 浩 (ありかわ ひろ)


心のストレス解消に 泣ける本が良いと知り、 検索したら 猫が主人公で猫つれの旅行の話と書かれていて 猫好きのわたしは、 思わず 飛びついてしまいました。
最初は、 のら猫が交通事故にあってしまい、 普段 餌をくれる男性を思い出し やっとの思いでたどりつき 早速動物病院で治療を受けて、傷が治ったところ。 さて また のらに戻ろうかと思うと 男性の悲しそうな視線に いついてしまうことになり、 4年の暮らしが過ぎたころ
突然 愛車のワゴンで 友人のところへ 猫をもらってほしいと連絡して 見合いということで 小学生時代 中学生時代 高校大学時代の 友人宅に 旅行するのですが 猫がナレーターで猫からの発言が面白くて 吹き出していました。
それが 後半になると 彼が 病気で長くないことがわかり、 思い出づくりの旅だったとわかり、 北海道の叔母のところへ たどりつき 彼の過去を知ると もう 涙がボロボロで、 泣きすぎて 疲れました。
夢の中で 猫を連れて遊びに行けたらと  以前思っていたので 旅行の中の 二人?人間と猫ですが 楽しいことがいっぱいで 海を怖がったり 富士山に感動したり、 他の動物とふれあったりというところも 猫の事がよくわかっていないと書けないとおもいました。
自分のできなかったことが体験できたみたいで しあわせな気持ちになれました。 猫好きのかた 少年時代がなつかしいかた。 泣きたいかた。 是非 読んでほしいです。

 

「きず物語」 著者 西尾いしん


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西尾先制の 本を読みだしたのは、 息子の好きな小説家と聴いて 少しでも 話題ができればという下心からでした。(笑い)
物語シリーズは、 全17作もあるようで この「きず物語」が 二作目だけど ストーリーの始まりでした。
最初は、高校生が吸血鬼もどきになるという アニメみたいな話と 軽く 思っていたら なんと 最期は、泣いてしまいました。
うれし涙です。 お互いが 思いやる気持ちが うれしかったのです。
でも 自己犠牲は、自己満足とか。 被害者とおもってたら 加害者だったと 主人公が言うので、 著者は、 まだ若いのに 人生 わかっているみたいなんて 思いました。
主人公以外に いろんな 個性的な女の子がいっぱい出てきます。 気になるのは、 羽川 つばさちゃん。 まだ 全作品を読んでいないけれど ディジーになったものは 聴きたいと思っています。
このシリーズ おすすめです。
特に 高校生は、面白いと思います。

きりんのつばさ 著者 東野 圭吾(ひがしの けいご)


本当に申し訳ないと思ったら ちゃんと 謝る勇気と 実際に自分で できることをする。 父親が息子に教えたかった教育。 逃げるな。 一緒に謝ろう。 そんな 父親の姿に感動しました。

「13歳の君へ」


著者 高浜まさのぶ
17歳になる息子へ なにか本を贈りたいと
考えていたら、ラジオの朝4時からのインタビューで
高浜さんの声を聴きました。
最終学歴 東京大学大学院卒業
現在 学習塾の経営者。
子供さんが障害児、育児も手伝い
いろんな 子供たちと接してこられて、
「社会に出て 自分でめしを食える人間になってほしい。」
と本を書くことにしたとのこと。
13歳という題名だが、大人の私が聴いても 一言一言
納得できて、
もし、わたしが子ども時代にこの本と出会えたらと
思えるほど、話しかけるような内容で、良い本とかんじました。
それで 息子にも贈り
、 自分のため ディジーにしていただき、聴きました。
大阪府視覚障害者福祉協会の図書館に
原版があると思います。 同じ 年頃のお子さんやお孫さんをおもちのかた
。 一度 読んで、聴いてみませんか?

[さとし わかるか?」



著者は、重複障害をもちながら、東大の準教授になられた。
福島聡さんのお母様 麗子さんです。
ディジー図書で聴かせていただいたのですが
わんぱく盛りの男の子が視覚障害だけでなく聴覚にも障害をもちながら、
通信方法として、 お母様が指点字を思いつかれたまでのお話ですが。
聡君のユーモアと人柄に心を癒されながらも
なぜ こんな大変なことになったんだろうという。
親心が素直な文章でかかれていて 共感できました。
すごい人には、すごいお母様がいるのですね。

ことわる力


かつま かずよ著

まだ40歳で こんなに 本が売れている人がいるということで
感心をもちました。
読んでみた感想は、
いろんなことに ぶつかりながら
しっかり 自分のものにしている
しっかりした考え方をもっていることが
他人にふりまわされないで 生きるコツなんだと想いました。
自己分析もお金をかけて、向上心を持って生きておられて、まぶしいです。

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