【君にメロメロン】
 
 
   「うし・・・・・・」
  
   午前3時―――
   流川楓はしぱしぱする目をこすりつつ、数時間前から一度も離すことなく握り締めていたペンを
  机に転がした。その机の上には暗い室内を照らし出す電気スタンドと辞典類、そして一番手前に
  数枚の水色の便箋が無造作に置かれていた。お世辞にも綺麗とは言えない筆跡でそれが彩られて
  いるのを誇らしげに見遣ると、流川は睡魔の攻撃を必死にディフェンスで応戦しながら、最終チェックと
  ばかりにその便箋に目を走らせた。
 
 
   三井先輩へ
 
   こんにちは。流川楓と申します。いきなりこのような手紙が届いてアンタはさぞかし
   びっくりしていることでしょう。びっくりしているアンタの顔を想像すると俺は・・・(フェードアウト)
   でも俺は原稿用紙2行も続けて喋れないキャラなので、面と向かって先輩と話すとしたらきっと
   日が暮れる。それは忍びねぇし、その後の夜の生活にも支障がでるかもしれねーので、こんな
   形を取らせて貰うことをどうか許して欲しい。
 
  
   流川はそこまで半日かけて書いた手紙を復唱すると、一つ首を傾げ文面に消しゴムを滑らし始めた。
  (俺たちは恋人同士なんだからコレは大切な用件とはいえ堅苦し過ぎる・・・もっとこうフランク(?)に・・・)
  大切そうな手紙をシャーペンで書くな!というツッコミはもっともだが、バスケ馬鹿一代の生まれてはじ
  めての挑戦をどうか寛大な心で見守ってやって欲しい。
   流川は額を左手で抑えながら、再度薄紙にペンを走らせた。
 
 
   俺の三井先輩へ
 
   うす・・・。アンタの流川だ。とにかくこの手紙を読め。いいから読め。さもないと・・・
   (フェードアウト)

   アンタはさぞかし驚いているだろうが、アンタの驚いた顔は俺以外の奴に見せない方がいー・・・
   男心を奮い立たせるからな。俺以外の奴に押し倒されるのはアンタも本意じゃねぇだろう。
   話は脱線したが、手紙にしたのは俺が口下手だからだ。そこらへんの気持ちを恋人なら汲め。
   面と向かって話して日が暮れて、夜の営みに支障がでたらアンタも困るだろ・・・?
   溜まってるくせに。
   それがわかってんのなら四の五の言わずに読め。そして許せ。
 
  
  「・・・・・・」
   ちょっと自分で想像していたのとは違う文面になったが、伝えたいことは強調できたのでいいだろうと
  流川は
満足げに頷いた。同じバスケ部の宮城や桜木が目を通せば、
  「どこの脅迫状だよ・・・」
   とか、
  「新婚生活4ヶ月目の団地妻に目を付け、夫が出張で帰らないのをいいことに散々弄んだあげく、
  そのことをネタに
更に身体の関係を強要してとにかく強請りまくる悪徳セールスマンみてーな
  文体だな・・・」
   と唸りながらコメントするであろう事も協調性ゼロの流川にはてんで思いつかないことだった。
   そのまま手紙のチェックを進める。
 
  
    察しのいい先輩なら気付いていると思うが、俺が手紙にしたためたのは
    もちろん4日前のあの件についての弁解と謝罪と真実だ。
    誰に信じてもらえなくてもいいが、先輩にだけは話しておかねぇと俺は生きていけねぇ・・・
    ていうか、アンタも当事者の一人なんだから逃げることは許さねぇ・・・
 
    そう、アレは4日前の茹だるような真夏の日だった。
    俺と三井先輩はインハイ明けの練習後、学校裏の“モリモト”(駄菓子屋)でパピコを購入し
    ワリカンして食っていたが、それでもこの記録的な猛暑を緩和することは出来ず、
    綺麗なアンタに
こういう表現はできれば使いたくないが、そう・・・干からびたスルメイカの
    ようになって
俺たちは通学路を下校していたな。
    
    「あち〜・・・あち〜・・・流川ぁ・・・てめぇ俺の前歩け。影作れ。紫外線を防げ。俺のために」
    「・・・・・・」
    
    先輩の3段落ちの命令にも俺は従順だった。
    颯爽と先輩の前を陣取り、俺は太陽に真っ向から対峙しつつ歩を進めた。
    当然アンタもその歩調に付いて来てると思っていたんだ・・・その時は。
    しかし住宅街を歩きながらふと振り返ると、三井先輩の姿は影も形も無かった・・・
    その時の俺の絶望がアンタにわかるか?日本が、いや、南半球が沈没したとしても
    俺はこんなに
打ちひしがれない自信がある。
    俺はアンタの盾になって紫外線をこれでもかというほど浴びたり、そのせいで
    海南の主将や陸サーファー
のような肌色になるのは構いやしねー。
    アンタの白い肌色と相反して、むしろイイかもしんねーし・・・
    だが!!アンタが通学路途中でぶっ倒れ、どこぞの組織に誘拐され、薬漬けにされて
    ラリったあげく、
ボスにいいように弄ばれどっかの異国に売り飛ばされるのだけは
    我慢ならねぇ!!
    ・・・ってこれはありえねぇか・・・
    ガラにもなく興奮してしまった。ごめん<(_ _)>←流行ってんのか?(愛嬌のつもりだ)
    とにかく俺はアンタを必死に探した。
    頭の中を井上陽水の往年のヒット曲がリフレインするほど探した
    (探し物は
なんですか〜・・・とかゆーやつだ)
    そして俺は気付くとどこかの農園に迷い込んでいた。
    現在地も帰り道もわからなくなっていた俺はとりあえずピーマンを収穫していた
    オバサンに声を掛けて
みたんだが、その途端黄色い悲鳴を上げられ俺はなす術も無く
    
そのオバサンと知り合いらしき数人の農婦達にべたべた触られた。
    確か「別嬪な兄ちゃんやのー」とか言われた。
    以前宮城先輩に教えてもらった水商売とやらでは、ホステスが触られると金がもらえる
    という話
を聞いたことがあったが、それで言うと数十万はもらえそーなくらい触られた。
    先輩がこういう目にあっていないのを祈るばかりだったが、
    「そういえばちょっと前にもエライ男前のノッポな兄ちゃんが来たな」
    という熟女A(オバサンと言ったら怒られたんす)の言葉に俺は眼前でアリウープを
    極められたような
ショックを受けた。
    三井先輩がこの熟女集団の毒牙にかかったのかと思うと気が気じゃなかったが、
    触られた部分は俺が
後で消毒するとして、俺は熟女達に聞いた先輩らしき人物の
    居場所を目指し走った。
    辿り着いたそこはビニールハウスだった。
    なんだか甘い匂いと白い円筒状のビニールの中から伝わる聞き覚え
のある声に俺は
    走りより、おもむろにビニールをめくった。
    アンタの鳶色の瞳と視線が合った・・・のは一瞬で、アンタは「よぅ流川」とだけ俺に笑うと、
    再び手の中のモノを貪ることだけに集中し始めた。
    俺はあっけに取られたまま視線をゆっくり三井先輩の顔から長い指をもつ両手に移す。
    ―――メロンだった。アンデスメロンが先輩の指を独占していた。
    安心ですメロン・・・くだらねぇ・・・
    
    「何やってんすか・・・?」
    「何って・・・メロン食ってんだよ。見てわかんねーのか?」
 
    俺の質問は至極真っ当だった事は疑いようがない。
    そしてアンタの返答の不自然さも、このときパニクってなかったら追求することができたろう。
    最近どあほう達のせいで豊かになった想像力がある場面をはじき出した。
 
    【神奈川名3PシューターM(神奈川県立S高校3年)メロン泥棒で逮捕!!】
    『〇日午後2時20分頃、神奈川県〇×区の菜園地帯で、神奈川県立S高校の男子生徒
    が☆★さんがメロン栽培を営むビニールハウスに無断侵入し高級メロンを貪っているとの通報が
    地元
青年団から神奈川県警に齎された。青年団の協力と県警の迅速な対応により男子生徒の
    身柄は拘束され、×日までにM(18)と名乗った少年を同県警は不法侵入及び窃盗容疑で逮捕した。
    M容疑者は容疑を否認しているが、Mの元チームメイトらからの聞き込みによると「Mサンは昔から
    ヤンキーでしたからねぇ」「Mッチーはそんなことしないぞ!・・・多分」「M!!夢見させるような事
    いうなよぉ〜(泣)」などと証言が何とも信憑性に欠けるものとして、警察側はMに追及を深めていく
     ことを発表している』
   
    
    「・・・先輩!俺と逃げるっす!!」
    俺は蒸し暑いビニールハウスの中で冷や汗をかきながら、アンタのメロンの汁だらけの
    腕を取った。
    先輩を犯罪者にするわけにはいかない。証拠が見つからないうちにどこか遠くの
    安息の地へ俺達は逃避行を
ブチかまさなきゃなんねー。
    そうでなきゃこの人の二つ名は“炎の男”三井寿ではなく、“メロン泥棒”三井寿になってしまう。
    アンタがそんな好奇と軽蔑の視線に晒されるのは俺は耐えられねぇ・・・
 
    が、そのときだった。ビニールハウスの入り口から見覚えのある長身の男が登場したのは。
    「あれ?流川?三井さんに続いてお前もなんて珍しいな・・・」
    身を屈め温室に侵入してきたのは見紛うことなく仙道だった。
    陵南高校バスケット部のエース仙道彰。
    しかし、普段奇抜に立てた髪を温泉協会の
タオルで隠し、グレーのツナギにゴム長という
    もの凄い出で立ちに俺は目を瞠った。
    「仙道!流川にもメロンやってくれよ。これマジうめーわ。生き返ったぜ・・・」
    「えー?そうですか?そう言ってもらえると嬉しいです。この“コシノ3号”は
    俺が品種改良したメロンで・・・」
    仙道は嬉しそうに三井先輩に微笑むと、手近なメロンを検分すると一つを取り、
    小ナタで器用に割った。
    「ほら、流川も遠慮せず食えよ。俺の実家で各地に輸出してる自慢のメロンだ。ウメーぜ?」
    そう言って仙道のヤロウはメロンを投げて寄越すと余裕そうな笑みを浮かべた。その奥で
    しゃがみ込んでメロンにがっついている
三井先輩も、卑猥に(メロンの汁で)濡れた口元で
    屈託無く笑った。
    「そーそーマジうめぇって!(←さっきもゆった)ああ〜仙道んちの子になりてぇ〜。
    毎日このメロン食えるなら
ここから湘北通ったっていいぜ!」
    「はっはっは。お世辞が巧いんだから三井さん!そこまで喜んでもらえたら、通学路途中
    で行き倒れになり
かけてた三井さんを偶然見つけて拾ったかいがありましたよ」
    「お世辞じゃねーよ!マジうめぇし!(3回目・・・)お前バスケもスゲーけど、農業も
    天才じゃん?将来安泰で羨ましいぜ全く・・・」
    仙道と先輩はすっかり意気投合したように談笑し、メロンを褒め称える会話に
    ますます没頭していった。
    俺は仙道に渡されたメロンに一度視線を投げかけ・・・
 
    なんとなく面白くなかったのでキレた。ああキレたさ。
 
    手始めに俺は仙道の背後に忍び寄り、思い切り足払いを掛けた。
    仙道は悲鳴も無くメロンが群生する一列に
頭から突っ込み、ゴチという鈍い音と共に
    ピクリとも動かなくなった。
    仙道・・・バスケに生きメロンに死んだ猛者だったが、これも三井先輩を
    たぶらかしたのが悪ぃ。許せ。
    続いて俺は呆然と事の成り行きを見つめる三井先輩に首を廻らした。
    「ななな何してんだ流川ーーー!!せ、仙道大丈夫か!?」
    流石に先輩もメロンを放り出し、仙道を助けおこそうとしたが、そうは問屋がおろさねー・・・
    無防備に突き出された先輩の細腰を背後から両手で抱きしめると、
    俺はそのまま体制を入れ替え、先輩を
柔らかな土の上に押し倒した。
    「ちょ・・・!何してんだてめぇ!!正気か!?こんなトコでっ・・・!!」
    そう、この体制が何を意味すんのか解らないほど俺たちは浅い関係じゃなかった。
    「正気だ・・・アンタが悪ぃ・・・」
    「ああ!?何がだよ!てめぇが俺を先に置いてったんじゃねーか!!」
    「アンタがトロイのが悪ぃってんだろ・・・」
    じたばた暴れる手足を押さえつけ、言葉を発し続ける唇を自分の唇で噛み付く
    ように塞ぐと、三井先輩は
ますます抵抗を激しいものにした。
    「やっ・・・!!仙道がいるっ・・・だろっ・・・!!ふっ」
    「奴は殉職した・・・とーぶん目ぇ、醒まさねー・・・」
    低い声で獲物に告げつつ、俺は汗とメロンの汁に濡れた先輩のシャツを剥ぎにかかった。
    「てめぇ!!ハナから仙道の奴を殺る気だったのかよ!?この人でなしめ!!」
    「それは違う。仙道の倒れた位置と引っ掛けた人間が悪かっただけだ・・・
    アンタもふらふらすっから悪ぃ」
    ・・・今から考えるととても恋人同士の会話に思えないが、アンタの身体から立ち上る
    甘い香りに誘われるよう
にして俺は結局最後まで完遂してしまった・・・
    少し痛い目を見せてやろうとしただけなのに嗚呼。
    どうか許して欲しい。ワザとじゃない。ワザとじゃなかったんす。
    メロンのつるで抵抗するアンタの両手を縛ったことも、メロンの汁を潤滑油がわりに
    使用したのも、メロンの葉で
後始末をしたのも・・・
    断っておくが、俺は決してマニアックな趣味もSM趣味もない。断じてない。
    安西先生にも誓ってない。
    
    コトが済んだ後、三井先輩がいきなりメロンで殴りかかってきたものだから俺は驚いた。
    先輩。情事の後の身体で無理してはいけない。もうアンタ一人の身体じゃねーんだぜ?
    そう言ったところ先輩はますます激怒して、見惚れんばかりのシュートフォームでありっ
    たけのメロンを
俺に集中砲火してきた。いや、すでに絨毯爆撃の域だったな。
    せめて服装くらい整えさせて欲しかった・・・
    逃げ惑っているうちについにメロンが俺の頭と背中にヒットし、俺は撃沈した。
    追い討ちで三井先輩は俺に騎乗・・・もといマウントポジションで殴りかかる。
    「う・・・ん・・・何すんだ流川・・・?って何!?三井さん!?」
    仙道が復活したらしいのも気にしている余裕が無い。
    「てめぇなんか!てめぇなんかメロンと結婚しとけ大バカヤロー!!!!」
    先輩は最後にその捨て台詞と共に俺に拳でとどめをさした。そして逃げた。
    「って・・・ああ!三井さん待って!!流川追いかけ・・・って、無理か・・・」
    急速に遠ざかる俺の意識の淵で、仙道の耳障りなゴム長靴の音が遠くに聞こえた・・・  
     
     とにかく先輩は烈火のごとく怒りつつ、有無を言わせず俺をコンマで叩きのめした後
    土だらけの
シャツを羽織ると、宮城先輩にも負けねぇ勢いでビニールハウスの間を
    縫って駆けて行ったな。
    俺はあの鉄男とか竜とかいう奴等がアンタに一目置いてた理由がわかったよーな気がする・・・
    この時言い忘れていたが(というか意識が無くて言えなかったが)先輩、メロンとは結婚できねぇ。
    男同士ですら婚姻は認められていねぇのに、果物と結婚できるって法律が認められたら
    日本は終わりだ。
     先輩の赤点の数は多分どあほうよりはマシだと思うが、もっと精進するよーに・・・
     その後、俺は村の自治体の青年達に救助されるまで全く記憶がねーんだが、
    仙道の奴は先輩を
追いかけてったんすか?
    あの胡散臭い笑顔にほだされないよう注意して下さいっす・・・
    後、ちょっとズレるんですが俺の顔に傷を付けたってことで、なんか流川親衛隊・・?
    とかゆーウゼぇ奴らが、
三井先輩を第一級ブラックリスト犯罪者として狙ってるらしーんで、
    夜道や家の施錠などには十分注意して
下さい。
          
    最後に。
    俺はアンタに酷いことしちまったけど、心は武士だ。
    潔く責任は取らせてもらう。流川寿。結構語呂がいいと
思わないか?
    現在俺はオランダ圏の語学も勉強している。期待していてくれ。
    (オランダは同性同士の結婚が認められているんす)
    三井先輩。先輩が身も世も無いほどメロンが好物と言うなら、俺はバスケットボールを
    軍手と有機肥料に持ち替え、
バスケットコートの住人からビニールハウス菜園の住人に
    転向しても全然構わねぇ・・・
    ・・・いや、バスケに未練は残るがアンタの為だ。悔いはねぇ・・・
    ・・・多分・・・きっと・・・まぁそのうち・・・
     
    じゃあ俺が練習出れなくて辛いと思うっすが、どあほうや宮城先輩のイジメにも
    耐えて頑張って下さい。
俺も明後日には復帰するっす。
    この手紙は石井が届けてくれると思うんで最後まで読むよーに。
    じゃあ先輩さようなら。愛している。俺が好きなのは先輩だけだ。
    金輪際先輩だけだ。先輩のためなら死ねる・・・気がする。             かしこ。
 
    PS:漢字にルビがふれなくてすんません。彩子先輩にでも助けてもらって下さい。
 
 
 
     「・・・完璧」
     流川は滅多に見せない綺麗な笑みをその薄い唇に浮かべると、便箋を丁寧に折り封筒に入れ
    厳重に封をした。
     学生カバンからケータイを引っ張り出すと、クラスメートの石井の番号を検索し通話ボタンに指を掛ける。
     (注:午前4時)
     呼び出し音に耳を傾けながら、薄い青色の封筒を愛しげに指で撫でると、想い人の笑顔と抱擁を思い
    浮かべ、
流川は再度微笑んだ。
 
     ・えんどう・
 


  

   これだけメロンメロンと連呼している流三も珍しいのではと思うので、メロンが食いたくなった時にでも
    目を通して頂ければ幸いです・・・
    
って、食いたくなるわけないだろ。明らかに食う気なくすだろ。
    すいませんすいません(汗)これでメロンの売上げが落ちたらすみません(土下座)
    呆れず読んで下さった方もこんな流三ですみません・・・
    ってゆ−かこんな感情豊かな手紙があるか。しかも流川だし・・・流川は手紙やメールだと人格変わるんですネ(嘘)
    私の中の設定では、仙道は農家の息子ということになっております。東京に生まれた家があって母方の実家が農家で
    現在は神奈川で一人暮らし。収穫時期に有無を言わさず借り出されるので仙道はときどき部活に遅刻するのです。
    
(んなアホな)
  
   02.0524UP