最終更新日 2004/02/09(Mon)
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スペルチェック


このページではスペルチェックについて説明します。 Emacs には ispell というパッケージが標準でインストールされています。

設定

GNU Aspell のインストール

ispell パッケージは ispell コマンドを呼び出してスペルチェックを行ないます。 そのため、ispell パッケージのインストールをする必要があります。
このページでは ispell の代わりに、Cygwin のパッケージとして提供されている GNU Aspell を利用する方法を紹介します。 GNU Aspell をインストールしていない場合は、 Cygwin の setup.exe を利用して Aspell 関連のパッケージをインストールしてください。

正常にインストールされていれば以下のように各パッケージが インストールされていることが確認できます。 (aspell-doc は不要だと思いますが)

$ cygcheck -c aspell aspell-doc aspell-en libaspell15
Package              Version        Status
aspell               0.50.3-1       OK
aspell-doc           0.50.3-1       OK
aspell-en            0.51.0-1       OK
libaspell15          0.50.3-1       OK

word ファイルの入手

スペルチェックだけなら GNU aspell があれば良いのですが、 単語の補完をしたい場合は、word ファイルが必要になります。 Linux がある場合は /usr/dict/word をコピーしてくるなどの方法がありますが、 アーカイブ を置いてくれている方がおられるようなので、これを利用する方法もあります。 デフォルトのパスが /usr/dict/word なので、 Cygwin の /usr/dict 以下に置いてしまいましょう。

.emacs の設定

~/.emacs を以下の設定を追加します。

;; コマンドの設定
(setq ispell-program-name "aspell")	; ispell の代わりに aspell を使う
(setq ispell-grep-command "grep")	; デフォルトの egrep が Cygwin ではシンボリックリンク
					; なので、Meadow から起動できない
;; 日本語ファイル中の英単語スペルチェックを可能にする
(eval-after-load "ispell"
  '(add-to-list 'ispell-skip-region-alist '("[^\000-\377]")))

使い方

カーソル位置の単語をチェック

スペルチェックしたい単語にカーソルがある状態であれば、 M-$ (ispell-word) でその単語のスペルチェックができます。
スペルが正しければ以下のようにミニバッファに表示されます。

BUFFER is correct

スペルが正しくなければ修正候補一覧が表示されるので、 正しいスペルを選んでその記号のキーを押すとスペルが修正されます。 修正を取り止めたい場合は x で一覧表示から抜けます。 q で ispell プログラムの実行を止めます。

リージョン、バッファ単位で一括チェック

また、M-x ispell-regionM-x ispell-buffer で、 それぞれリージョンやバッファ内のすべての単語のチェックを行ないます。

スペルの補完

補完したい単語にカーソルがある状態で、 M-x ispell-complete-word を実行すると補完候補一覧が表示されるので、 選択したい単語に対応する文字・記号を選択すると補完されます。 何も選択したくない場合は、 x で選択一覧から抜けます。 q でプロセスを止めることができます。

このコマンドは一部のモードではキーバインドされているのですが (Text モードでは M-TAB です)、 されていないモードも結構あります。必要に応じて適当なキーに割り当てましょう。

更新履歴

2004.2.9
作成