APEL (A Portable Emacs Library) は、 バージョンの異なる Emacs 間での移植性を高めるためのライブラリです。 いくつかのパッケージでは APEL を使用しているので、 それらのパッケージをインストールする場合は事前に APEL をインストールしましょう。
以下の APEL のサイトからインストールします。現在の最新バージョンは 10.6 です。
Meadow NetInstall を利用している場合は、 APEL も NetInstall でダウンロードできます。
MAKEIT.BAT によるインストールと make によるインストールを利用することができます。
makeit.bat を以下のように編集します。
(略)
rem --- なお、DEFAULT_MAKE_ARG に可能な値は make1.bat を御覧ください。 rem --- (Please see make1.bat for possible values of DEFAULT_MAKE_ARG.) set PREFIX=d:\usr\local\Meadow
set EMACS=%PREFIX%\1.15\bin\MeadowNT.exe
↑ Windows 9X なら Meadow95.exe を指定。
Meadow2 なら Meadow.exe を指定。
set LISPDIR=%PREFIX%\site-lisp
set VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=%PREFIX%\1.15\site-lisp
set DEFAULT_MAKE_ARG=(略)
編集した makeit.bat を以下のように実行してコンパイルします。
c:\home\gonbe\apel-10.6>
makeit.bat elc
インストール先を確認したい場合は以下のように入力します。
c:\home\gonbe\apel-10.6>
makeit.bat what-where
以下のコマンドでインストールします。
c:\home\gonbe\apel-10.6>
makeit.bat install
makeit.bat には makeit.bat の編集内容を次回以降に利用することができるような仕組みがあります。 その仕組みを利用するために、インストール時に編集した makeit.bat を以下のような特定のファイルにコピーしましょう。 makeit.bat はコピーしたバッチファイルに定義した内容を優先的に使用します。 そのため、次回からは makeit.bat の編集なしでインストールできるようになります。
c:\home\gonbe\apel-10.6>
copy makeit.bat %HOME%\.elispmk.apel.bat
上は一例です。makeit.bat は候補となるバッチファイルを検索し、 最も優先度の高いファイルを使用します。他のコピー先については makeit.bat 内のコメントに記載されているので参照して下さい。
make がインストールされている場合は、 以下のようにインストールすることができます。
以下の "EMACS=..." の部分に Meadow の実行パスを指定して make を実行します。
$ make EMACS=d:/usr/local/Meadow/1.15/bin/meadowNT.exe
インストール先を事前に確認したい場合は以下のように入力します。
$ make EMACS=d:/usr/local/Meadow/1.15/bin/meadowNT.exe
what-where
インストールは以下のとおりです。
$ make EMACS=d:/usr/local/Meadow/1.15/bin/meadowNT.exe
install