阿倍野駐車場協会
40年の軌跡
   

 

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40年の軌跡

創立40周年記念

平成15年5月18日

阿倍野駐車場協会

会 長 挨 拶 

阿倍野駐車場協会会長 

岡 本 棟 夫

  本日、阿倍野駐車場協会40周年記念式典を迎えるに際し、公私共にご多忙にも拘りませず衆議院議員左藤章殿、 府議会議員若林勝雄殿、元市議会議長大丸昭典殿をはじめ阿倍野区内外の要職のご来賓ならびに会員の皆様のご臨席を賜り、 盛大且つ厳粛に式典を挙行させて戴きます事に、心より厚く感謝を申し上げます。    当協会は40周年式典にあたり、顧みますと昭和38年3月20日に、初代会長元市議会議長大丸志朗殿を始め、 歴代会長並びに理事の方の献身的な努力の賜物で今日を迎えることが出来ましたのは時代を読む洞察力鋭く、 3Cブームに先駆けて、車社会の到来を予知し、組織の拡大を努め、その結果区内屈指の団体に成長致しました。    この間、改正車庫法に伴う車庫需要の増大、円高不況、オウム真理教、金融機関の倒産等々、 又、IT時代の幕明けにいち早く取組み、理事の手作りでホームページを立ち上げました事は、ご承知の通りであります。 又、今後の課題には車庫証明の発行に伴う、行政機関の集約化、手続きのワンストップサービスが、 平成17年の本格運用が目指されています。この対応も視野にいれ、諸官庁のご指導と共に、 「常に問題意識を持った協会を目指して」新たな決意で臨んでまいります。 本日を契機に50周年を目指し、協会員の方々と手を携え、将来に向かってまいりますので、 変わらぬご指導を重ねてお願い致します。本日ご臨席賜りました皆様方の御健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げます。 最後になりましたが、本総会に多くの時間と労力のご提供をいただきました理事の方々並びに 事務局の方に改めて御礼を申し上げまして簡単措辞ではございますが、40周年記念式典のご挨拶とさせて頂きます。 有難うございます。
40年のあゆみ

阿倍野駐車場協会歴代会長

平成9年1月4日死去

初代 大丸志朗 会長

2代目 吉井正男 会長

3代目 澤田恒一 会長

昭和38年3月20日就任

昭和55年2月就任

昭和57年2月就任

昭和55年2月24日死去

平成5年3月14日死去

平成7年5月18日死去

駐車場協会創立者

親睦の時代

協会躍進の時代

4代目 松尾嘉浩 会長

   5代目 小島義近 会長

6代目 岡本棟夫 会長

平成6年3月就任

平成8年3月就任

平成12年3月就任

組織確立の時代

電子化への道

初代事務局長 永尾幸公

平成12年5月死去

阿倍野駐車場協会の40年の歩み

  戦後17年がすぎ昭和37年になると日本のモータリゼイションがおこり車社会の大衆化が進み始まりました。その結果昭和37年 6月1日より自動車の保管場所の確保等に関する 法律が施行され車庫の必要性が叫ばれるようにな りました。 阿倍野区内においても徐々に有料駐車場が増え 各々経営者の親睦と情報の交換、監督官庁との交 流の必要性を痛感され、当時大阪市議会議員大丸志朗先生の呼びかけで澤田恒一氏、野崎 末吉氏、清水裕氏、木野丈吉氏、斉藤良蔵氏、吉井正男氏、長瀬松吉氏、岡本徳治氏、橋 本已之助氏等の有志により昭和38年3月20日阿倍野駐車場組合が発足致しました。 そして5月25日第1回創立総会を開催いたしました。 設立当時の会員数は25名でした。当初は会員の親睦が主で一年に一度の総会が会員間 の情報交換の場でありました。又事務処理についても役員の皆様の御自宅が事務所で皆様 のご尽力の賜物でした。

観光バスも1台に乗車でき夜には皆さんが一部屋に集まり老いも若きも年を忘れ和気あいあいの懇親会でした。 以来会員を増やすことに専念しましたが何かメリットがあるのかとの反論が多かった と聞いております。 そのような苦労を重ねて昭和41年には76名に増加し15の班に分割し班長制度を取り入れることになりました。

昭和48年には 阿倍野駐車場協会に名称を変更し昭和50年には会員は133名に増加しました。 しかし阿倍野区内の車の所有台数が増えるにつれ又法令がいろいろ改正されるにつ れ今までの懇親会のムードから徐々に駐車場と警察及び消防等行政との連携も広がり 車両保管場所としての会員各位の責任をより自覚していただくため又、駐車場協会へ の求心力を高めるために昭和55年には協会としてシールの発行制度を開始しまし た。このときに駐車場協会は創立20周年を迎えるに至りました。会員数は245名に昇りました。 高度経済成長時代からいろんな景気変動があり、バブルの時代を過ぎ未利用土地の駐車場化が増え会員の増大に繋がりました。

昭和45年 鬼ヶ城 観 光

その結果事務量の増加そして今後の時代を見据えて
平成3年に協会事務所を開設することに決し平成4年3月阿倍野駐車場協会事務局を現 在の地に常駐事務員を置き開設致しました。初代事務局長は永尾幸公氏が就任されました。平成5年の総会は折しも創立 30周年にあたり当時の会長澤田恒一氏により駐車場協会の 今後を総務委員会木村敏幸氏に諮問されその結果電子化の流れが答申されました。そのため平成5年度から駐車場の契約者状況の把握と車庫証明の電子化を早期に計る 必要性が痛感され、当時副会長(現協会顧問)の小島義近氏を筆頭に総務委員等が電子化された他の車庫証明業務等の見 学、研究を繰り返し、協会独自の電子プログラムを構築し、更に阿倍野警察署のご協力を いただき現在の礎となる全車両契約者の入力を終わり車庫証明業務が平成5年10月より 開始されました。平成6年3月全会員へ車庫証明電子化システム開始を通知し

 現在では警察署のデータとの 緊密化が図られております。

創立20周年記念式典 有馬兵衛 向陽閣

 デジタル化の進歩は驚くほどのスピードで進み平成12年には今 までのシステムは時代遅れになり新たに新システムを導入しスピード化と統計事務の格段の進歩となっております。小泉内閣の「e-Japan重点計画2002(註:p29掲載)」 により平成14年8月には「自動車保有関係手続のワンストップサービス」のグランドデザインが決定され平成15年度に一部地域で実用化に係る試験運用を行い、平成17年に は本格運用を目指すこととされております。このように誰もが車庫証明業務を出来るように申請から認可までを一本のネット上で行えるように現在政府部内で調 整、システムの作成が行われ試験的に運用されております。これは駐車場協会においても申請業務への参入の機会かもしれません。 このように世の中の流れIT化に依る情報提供:申請を睨み平成14 年9月協会ホームページを試験的立 ち上げ、訪問者は累計2000名を 越えております。平成15年2月全会員へ協会ホームページ立ち上げを通知。各会員の所在地を検索出来るようになり 又一件−件が

事 務 局 外 観

各会員様のホームページとして表示されております。
同時にホームページを通して各駐車場からの契約車両の異動通知のシステムソフトを試験的に作成し、将来に対する準備作業 を行っております。その一方で、平成14年には防犯講習会を2度開き現在の駐車場 の問題となっている車上狙いや盗難についての警察からの注意と予防、消防署からの放火、火災の注意などの連絡等と会員様と行政との橋渡しとしての役割を行っていく所存です。平成15年も駐車場経営にも厳しい環境が続いて居ります。会員数の顕著な減少がそれを表していると思います。多くの会員駐車場で空き枠が増え、駐車料金の下落、広い駐車場ではマンションが建設され又、銀行管理など色々の状況が端的に物語っているように思います。しかしかすかな明かりも統計上に表れています。阿倍野区の人口動態が平成12年を底に増加の兆しが見え始めております。(平成12年4.1 102,605人 平成15年4・1 105,669人)さらに警察庁では駐車違反取り締まりの民間委託を検討し2003年度中には法制化を検討すると国会で公安委員長が答弁をしております。  

このような時期、輝かしくも協会創立40周年記念式典を有馬温泉に於いて、

創立30周年記念 天王寺 都ホテル

多数のご来賓を招いて開催できたこと は、誠に喜ばしい限りです。しかし、栄枯盛衰の激しい今の時代、これからも生き残っていくということは大変難しいものがあります。 駐車場協会しかりです。けれども、親睦、会員相互の情報交流、協会と会員の今の良好な関係をこれからも続けていくにはどうしていけばいいでしょうか・・・・。  今ひとつ憂慮するべきは、当協会の財産は、協会事務局にある会員皆様のデーターのこれまでの蓄積と事務局の協会運営システムをこれから如何に継続して守り続けてゆくかということです。つまり、その運営システム及びデータは皆様共有の財産です。 これらを含め40年に渡って培ってきた親睦など現在の素晴らしい環境を簡単に消し去り「阿倍野駐車場協会」の名を歴史の彼方へ放りやってしまう場合がないとはいえません。 現在の会員を含めた協会のあり姿(旅行、親睦、情報交流、協会運営システム、車庫証明業務のノウハウ及びその全データー)は皆様にとって大きな財産であること、

理 事 会 風 景

今の時代、収入減に陥っている諸団体の中でまだ、
将来の明るい団体であることを再認識しておいて 頂き、その活動を暖かくまた、気をつけて見守って頂きたく思います。 今後これらを主軸におき、会員皆様にとってもっと有益なことが何であるかを究明し、それを実 現させ栄えある「阿倍野駐車場協会」の名を後世まで残してゆきたいと思っております。  協会では、そのシステムを世の動きに対応できるよう常に研究、改良、実施しておりますが、 会員皆様も、今後歩調を同じくし、より良い経営の環境造りに邁進したく思います。また、協会、会員は我々会員の為に常に縁の下の力持ちとして毎日車庫証明やその他の業務に励んで頂いております事務局の皆様をも含めて、共に共存共栄、一体化して利害の一致するよう関係者全員のための協会づくりに進んで参りたく思います。 なお、これからは時代の要請でもあります社会還元にも思いを寄せ、その実行を考える時期ではあると思われます。交通行政や防火への協力以外に社会に対して何ができるかを積極的に考える時がきているということです。ここに創立40周年を記念して書を発行出来ますことは皆様と共に心から御同慶の至りと思いますと共に、

将来益々立派な協会に発展しますように念願いたします。

阿倍野消防署より表彰状拝受

創立40周年記念式典  有馬温泉 「欽山」

     

あ と が き

 阿倍野駐車場協会創立四十周年に際し、今日に至るまで筆舌に尽くし難い幾多の困難工夫を踏み越えて来られた、

先輩諸氏の足跡をたどって参りました。現在は物質文明と人間世界の倫理観との葛藤、価値観の大きな揺らぎなどで、

全ての尺度が大きく変わりつつあります。この時期に記念誌発刊となりましたことは、誠に意義深いものがあります。

バブル期を挟んで土地価格は大きく変動して参りましたが、なにをおいても人口の回帰している阿倍野区においては、

まず、土地所有が第一です。駐車場をめぐる環境は今いい方向へ進んでおります。経営者同士、情報交換を進め、

経営のノウハウに一層の磨きをかけ、明るい未来を造り上げようではありませんか。

本誌を熟読して頂き、またホームページもご覧になって、協会のルーツを知り、制度、活動の変遷を知って頂き、

明日の素晴らしい協会作りにご参加頂きたく思います。   

 編集に当たり素養も経験もない素人が、先人の努力、現在のあり姿を会員皆様にできるだけご理解頂きたく努力致しましたが、

充分なものができませんでした。しかし意のあるところをお汲み取り頂きたく思います。

  本誌作成に当たり多くの方々にご協力賜り、心より感謝と御礼を申し上げます。   

今後も親睦を第一に次なる時代へ向け、会員相互の和をもって精進致したく思います。 
       平成15年5月18日
発行者   阿倍野駐車場協会四十周年記念式委員会
     
編集責任者 岡本 棟夫

編集担当者 木村 敏幸、 植田 芳文、徳山 勤
      杉野 林一