Inspector Gadget

テレビアニメ「ガジェット警部」を、ディズニーが実写作品として映画化。
とにかく全編(オープニングからエンディングまで!)通して楽しめる作品にしあがっています。ガジェットの手が伸びる、足が伸びる、そして、帽子や手からアイテムが飛び出すのを見ているだけであきません。おなじみのテーマソングをアレンジした音楽も楽しい。「サイボーグ危機一髪」と「ナイト・ライダー」を足して2で割って、ゴジラの要素を加えた(うそ度10%)作品です。
話は、ガジェットの誕生から、アニメでも出てくる「猫を抱いた敵ボス」(映画では顔も出てくる)との最初の対決までを描いています。助手の女の子と犬、敵のまぬけな部下もしっかり描かれています。全体にシリーズものの第1話的な作りになっていますので、続編があるのかもしれません。
同じように、ディズニーがアニメを実写にした作品「101」では、クルエラがアニメ以上に演じられました。今回、Matthew Broderick (「ゴジラ」の生物学者)が、アニメとは違って表情豊かなガジェットを演じています。日本人にはアニメ・ガジェットは三白眼に見えるのですが、欧米のアニメではあの眼は普通なのでしょう。
日本ではもとのアニメが NHK-BS で放映されたこともあって、知名度は今一つですから、公開が遅れるとしたら残念。 GO GO MOVIE!
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