The 13th Warrior

アラビア人が、ひょんなことから北の国を救うために戦いにおもむく話です。
簡単にいえば、「七人の侍」を13人にして、逆「アラビアのローレンス」したという感じになっています。剣を持ったことのない（と思う）主人公が、戦ううちにしだいに戦士になっていく、成長の物語にもなっています。
英語がわからず、最初のほうはなかなかストーリーを捉えることができませんでした。主人公とともに戦う男たちには魅力があって、硬派の作りです。舞台となる北の国の建物、風景は「もののけ姫」をほうふつさせます。特に、敵の民族の装束は、明白に「もののけ姫」の影響を受けています。敵との決戦のところなど、ちょっと物足らない感じもありますが、戦闘シーンはまずまず迫力あります（ちょっとグロイところもある）。リーダー役の「1番目の戦士」が、なかなかかっこいいです。

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