木構造建築研究所 田原

用語集

壁量
壁の耐力を基準耐力の耐力壁に換算した壁の長さに換算し、建物の水平耐力をあらわしたもの。建物に存在する耐力壁の壁量を存在壁量、その建物に耐震上必要な耐力壁量を必要壁量という。建築基準法では必要壁量は床面積に定められた係数を乗じて求める。
基準耐力
壁量の基準となる、壁1mあたりの耐力で、 1960N/m (200kgf/m) と定められている。平成12年の建築基準法改正以前は 130kgf/m であった。(基準耐力の違いは、金物の義務化や靭性確保のために耐力を評価する基準が変わったためであり、単純に必要な耐力が引き上げられたわけではない。)
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