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柱カウンターウェイト検証実験(予備実験)


3.実験結果

3.2 柱カウンターウェイトの負担面積のモデル化

柱浮き上がりによる梁及び床の持ち上がりは、実験結果から以下のような状況が推測される。

隅角部における弾性状態での浮き上がり予想図

・柱の浮き上がり、すなわち、梁を持ち上げようとする力が梁の曲げ剛性に比べてまだ小さいので、梁が直線的な変位を示すと考えられる。



隅角部において終局状態での浮き上がり予想図

・終局状態となると、柱の浮き上がりが大きくなり、梁の曲げ剛性が相対的に小さくなるので、3次曲線的な変位を示すと考えられる。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2004