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釘の打ち方まで注意する必要性


3.試験体の作成


試験体の作成の様子

一般的によく用いられるもののは芯々 1820mm×2730mmだが、このときは試験機のセッティングの都合で1820mm×2830mmとした。
  そのため、上側の合板が横一枚でなく2枚に分かれている。
  釘の打ち方が同じならば、1枚の大きな版(3×9版)で施工した場合、面積の等しい合板(3×6版+3×3版)の耐力は例え、2枚でも数パーセント以下の誤差である。



 

構造用合板の設置

構造用合板2級 厚み9mmを、2×4用釘打ち機を使ってCN50をピッチ150で打ちつけた。
  本試験体においては、面材耐力壁に対して釘を打ち込む際に、釘打ち機の圧力を高めにして、釘頭が面材にめり込むように打ち込んだ。


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 ©Tahara Architect & Associates, 2004