背割りに対してラグスクリューやボルトが設置されることの影響は、くさび効果により背割りが割裂の促進し、そのまま接合部の耐力低下につながるといえ、設計でいくら正確に計算等により接合金物を選定しても所定の耐力が期待できない可能性を持っているのである。
※背割り面にホールダウン金物20kN用を設置しても、その耐力は半分程度まで低下する恐れがある。