実験より接合部の性能を評価するための評価法が(財)日本建築センターや(財)日本住宅・木材技術センターより出されているので、それを基に実験及び評価する。
短期基準耐力Ptは、下記の(a)・(b)で求めた耐力の平均値に、それぞれのばらつき係数を乗じて算出した値のうち最も小さい値とする。
なお、ばらつき係数は、母集団の分布系を正規分布とみなし、統計的処理に基づく信頼水準の75%の95%下側許容限界値をもとに次式により求める。
ばらつき係数=1*CV*K
ただし、CV:変動係数
K :定数0.471(n=3)
なお、降伏耐力Py、終局耐力Pu、構造特性係数Ds等は「完全弾塑性モデルによる降伏耐力、終局耐力等の求め方」による。
(a)降伏耐力 Py
(b)最大荷重 Pmaxの2/3