大阪市土木・建築構造物震災対策技術検討会
「建築物の耐震性向上の指針 参考資料」より
建築基礎構造の選定は、上部構造の規模、重要度の加え、地盤条件が大きな要素となることは明らかであり、兵庫県南部地震における建築被害も地盤条件と密接に結びついていると考えられる。
本地盤資料は、大阪市域の地盤を地形、振動性状等を基に類似地域を抽出し、地盤区分を行ったものである。
地盤区分は、AからFの6エリアに大別しているが、埋立時期あるいは地形・地質の詳細な情報により、各エリアをさらに細分している。
また、付図として液状化予測図及び、1秒以下の短期周期領域の卓越周期分布図を添付しているので、参考とされたい。