この店舗付き住宅は一階がWRC、二階、三階が木造の混構造である
この近くにある「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯」の地震を考慮し、等級2以上の耐震性能を組み込む構造計画とした。
この写真で見てわかる様に、三階部分には大きな吹き抜けがある。又、外観写真からわかる通り、二階部分は一階より約1.5m三方向に持ち出している形態である。
難易度の高い工事であったが、非常に能力のある若い現場監督(前川 誠氏)のおかげで、問題なく完成できた。
混構造の建物では、鉄筋コンクリート造と木造の技術が要求される。
なかなか両方そろうのは稀であるが、施工者の株式会社藤田工務店の技術責任者である寺田氏の指導のもと、蓄積された優れた技術力により、WRC部、木造部共に良好な出来上がりとなった。。