衣笠の家

2007年6月
京都市北区にある建築家の自邸
意匠設計川畑昌弘建築工房
構造設計木構造建築研究所 田原(担当: 村田)
施工者 SEEDS・CASA(シーズ・カーサ)
ファサード

この家の構造は、混構造の三階建てで一階部分はWRC造で二階三階部分は木造軸組み構造である。

この敷地は、川沿いに建っているが向かい側の敷地は京都でももみじのきれいな山であり、その緑を借景に取り入れた計画を建築家自身が行い出来上がった住宅である。

新緑の春と紅葉の秋は特別素晴らしく、目の前が自分の庭の様に感じられる家でもある。


二階リビング
二階リビング

春の新緑を二階リビングから望む。(素晴らしい眺めである)


ガレージ部分
一階ガレージ部分より渓谷を望む

この下を流れる渓谷の川は、きれいな清流であり、魚が泳いでいるのが見える。

WRC部分ガレージのスパンは約6m程度であるが、梁は逆梁とし極力階高を押さえた計画とした。


二階リビング2
二階リビングよりダイニング・キッチンを見る

二階リビングより渓谷を見る

サッシをフルオープンにするとすべて開口となり、非常に開放的な空間となる。


三階居室
三階居室より渓谷を望む

この三階も二階と同様に開放的な空間であるが耐震性能は等級2以上を確保している


紅葉シーズンの眺め
二階リビングより色づいた紅葉シーズンの渓谷の眺め

新緑と違い色づいた紅葉シーズンの渓谷は、


紅葉シーズンの眺め2
紅葉シーズンの眺め3

紅葉シーズンの眺め4
紅葉シーズンの眺め5

 ©Tahara Architect & Associates, 2011 (文章のみ。写真についての権利は意匠設計者及び撮影写真家にあります。)