1階WRC、2階木造の斜面地に建つ建物です。ほぼ直方体で、2階部分は構造的には1スパンで構成されています。
内外観共に直営の強みを生かしたオリジナルかつ非常に美しい仕上がりとなっています。
フラット屋根の小屋組は4m材の梁を45°斜めに組んでいくことで通常の9寸の杉材で6.4mのスパンを飛ばすように設計しました。
一般的には梁成H=45cm以上の集成材が使われますが、構造設計からの上記の提案により、4m材でコストダウンを図ることができました。
また斜めに架けることで、屋根水平構面の剛性が高められ、構造的な強みを発揮しています。